「いわまの栗」にまつわる様々な体験プログラムのPRおよび企画・運営・立ち上げ
当社は、茨城の中でもトップクラスの栗の産地である笠間市岩間地区にて60年以上、栗の加工・製造を行っております。近隣で獲れた栗を鮮度を保持しながら加工を行い、栗の良さを余すことなく引き出すための技術や工夫を重ねてまいりました。
氷温庫で熟成をし甘みを増した「皮栗」、職人が丁寧に包丁で手剥きした「むき栗」、無着色・無漂白で仕上げた栗本来の旨みが味わえる「甘露煮」、獲れたての新鮮な早生栗の香り高い「いわまの栗ペースト」等、高品質な商品を作り続け、多くのお客様から支持をいただいています。
また、一般のお客様向けにも栗を使ったお菓子を販売。熟成し甘みを増した栗を使った「焼き栗」、栗のうまみを凝縮した「ぎゅ」、栗だけで作った「くりきんとん」等、テレビを始めとしたメディアでも取り上げられ、他県も含めて多くのお客様が足を運んでくださっている状況です。
当社は、岩間地区近隣で獲れた栗を使った加工・製造を行っていますが、生産者の休廃業によって、栗の木は生えていても休耕地になっていたり、拾い手がなく栗が落ちたまま放っておかれていたり、活用できていない栗畑が多数存在しています。
また、加工についても、この岩間地区近隣には、栗の手剥き文化が今も残っていますが、職人(むき子)の高齢化に伴い、生産量が減少している状況です。
そこで今回副業人材と共に、栗文化の衰退を食い止めるプロジェクトの立ち上げや、当社が行うサービスのPR等を通じた認知拡大等、「いわまの栗」の生産を維持拡大するための施策を検討したいと考えています。
①8月1日リリースした、いわまの栗サポーター倶楽部(収穫~加工~実食含めた体験プログラム)のPR
先日、(株)いわまの栗・(株)和栗や・当社で新規事業のスタートを発表いたしました。
(リリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000064403.html
具体的には(株)いわまの栗が運営・管理する栗畑で収穫を体験し、その後、小田喜商店で栗加工の一部を体験、また自分で拾った栗を小田喜商店で熟成させ、お客様のお手元に届く、といった全栗体験が堪能できるサービスとなります。(栗は1~1.5ヶ月低温で熟成させると甘みが3~4倍になります。)
単純な観光型の栗園ではなく、一部援農(労働力を提供してくださり、体験や美味しい栗をこちらからご提供する)という形で、このプロジェクトを走らせたいこと、また、この地域が持つ豊かさ(自然・農産物・人などなど)を実際に体験し、多くの人に広めてもらうようなPRができればと考えております。(収穫時期に合わせ、9月実施のため、10月・11月以降等、事後的なPRを想定しております。)
②11月もしくは12月以降、栗むきブートキャンプ(仮)の立ち上げと運営
栗収穫と共に、「栗むき」というのもこの地域に残る栗文化の一つです。(参考:栗のむき方)
https://www.kurihiko.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%A0%97/%E6%A0%97%E3%81%AE%E5%89%A5%E3%81%8D%E6%96%B9/
多くの産地では機械剥きが主流となっていますが、栗にダメージが当たり(栗を剥くではなく皮を削り取るため)、結果栗の実の中の成分に偏りができてしまいます。
そうなると、栗を炊き上げる(例えば甘露煮等)際、崩れたり、色が黒ずんだりしてしまう、と当社のお客様からお声を頂戴します。
小田喜商店では、栗の手剥きにこだわっており、なるべく栗にダメージを与えず、栗の美味しさを引き出すようにしております。
そのむき栗を作るためには、近隣にいらっしゃる「むき子さん」という栗剥き職人の存在が欠かせません。ですが、そのむき子さんも、多くは70代、80代になっており、年々できる方が減っております。
当社でも100人程、栗むきをお願いする職人さんがいらっしゃいますが、やはり高齢になっており、引退なさる方、栗むきの量を少なくされる方が年々増えている状況です。
一方でこの栗むき文化に興味を持たれる方も県外に多数おります。笠間市主催で栗むきマイスターという栗むきの技術を教える講座を毎年開いてますが、県外からの参加者も何組かいらっしゃったとのこと。
小田喜商店内にも栗むき職人は数名おるので、小田喜商店主催での栗むき体験ツアーを企画・立ち上げしこの冬から運営できないかと考えており、その立ち上げや運営ができる方を募集したいと考えております。
(仮ですが、1泊2日もしくは2泊3日等で小田喜商店工場内で、栗むきを学び、その後、栗むきを徹底的に習得・実施するようなブートキャンプイメージ)
茨城県は、全国一の栗の産地です。
その中でも笠間市岩間地方は、特に栗畑が密集しており、恐らく日本一の栗産地と言っても過言ではありません。
その岩間地区に小田喜商店はあり、これまで栗の美味しさ・素晴らしさを広めるための活動を行ってまいりました。
しかしながら、生産者・職人の高齢化により、この地域がこれまで育んできた「栗文化」は衰退の危機にあります。
(栗文化とは、豊かな自然の中、丁寧に栽培された栗を収穫し、その栗を大切に手で剥き、様々な菓子に加工して販売する文化です。)
この「栗文化」を絶やさぬよう引き続き我々新たな世代がこの文化や技術を承継することはもちろん、多くの方が、興味を持つきっかけや体験できる入り口を作り、多くの方が参加することで、より深くこの地域の魅力を感じていただく、そして継続的なファンやサポーターになっていただくことも、この文化が残っていくための重要な要件と考えております。
これらの活動を行うことで、引き続き「美味しい”いわまの栗”」が味わえる世の中を作る、といったことを目標に様々な活動を始めたいと考えております。
事業のテーマ | |
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役割・スキル | |
注目キーワード | |
価値観・カルチャー | |
契約期間 | |
期待すること | 援農・援農産物加工プログラムの構築 |
募集する人材像、スキル |
・マーケティングだけでは無く、実際に手を動かして実行までしていただける方 ・文化や技術承継に強いモチベーションを持っていらっしゃる方 |
勤務スタイル |
原則週に1回のオンラインミーティング 必要に応じて現地へお越し頂く (ミーティング頻度は状況に応じて要相談) |
赴任交通費 | 企業負担 |
謝礼 | 月額 3円 |
マッチングプロセス |
本プロジェクトは、茨城県庁主催「iBARA KICK!」(茨城県からNPO法人ETIC.が受託した関係人口創出プロジェクト「令和5年度 つながる茨城チャレンジフィールド プロジェクト(JOIN US)」)の一環で募集しています。 ■iBARAKICK!公式ホームページ https://ibarakick.etic.or.jp/ 【マッチングまでのプロセス】 1.本ページから申し込む 「この求人に申し込む」ボタンよりエントリーください(併願不可) ※エントリーは説明会への参加が完了していなくても、申し込みが完了次第可能です。 2.書類選考 エントリー内容より、書類選考をさせて頂きます。 選考結果はメールにてお伝えいたします。 3.事務局面談(Zoomを使用) 事務局との面談を実施します。※選考の場ではございません。 エントリーの経緯などをお聞かせいただきます。 4.企業面接(Zoomを使用) 受入れ企業との面接を実施します。ご自身のPRの場としてご活用ください。 ※後日、合否のご連絡をさせて頂きます。 |
その他 |
企業・団体名: | 株式会社小田喜商店 |
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設立日: | 1971年09月 |
代表者肩書: | |
代表者名: | 石田 啓一 |
従業員数: | |
資本金: | |
売上高: | |
事業内容: | 茨城県笠間市岩間地区近隣で獲れた「いわまの栗」を始めとした栗および栗加工品、他農産物加工品の製造・販売 |
業種: | 栗および農産物の卸・加工製造・販売 |
WEB: | https://www.kurihiko.com/ |
所在地: |
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