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【iBARA KICK!】水戸農業高校生が育てた在来種「青御前」で作った豆腐を通年販売したい!企画&ブランディング担当者募集。

有限会社高橋食品

プロジェクト概要

本プロジェクトは「令和4年度つながる茨城チャレンジフィールドプロジェクト」内「iBARAKICK!」の一環として実施します。
https://ibarakick.etic.or.jp/

自己紹介と事業紹介

初めまして。高橋食品の高橋真弘と申します。
高橋食品は、1958年に祖父が、高橋とうふ店として創業したことが始まりで、その後、父がスーパーへの卸売を始めるために法人化。私は33歳の時に3代目として家業を継ぎました。

そこまでの道のりは、かなりの紆余曲折がありました。
24歳の時に一度家業に入ったものの、父と喧嘩をして家出。その後は、車中泊で全国を巡ったりなど様々な経験を経て、27歳で再度家業に戻ることを決意しました。
当時の豆腐の安売り競争に巻き込まれ、経営状態や労働環境はかなり悪い状況で、「このままでは潰れる。」という危機感から、半ば強引に父から代表を引き継ぐことになりました。

その後は、商品価格の改定や生産体制や配送の見直しによるコストカットを実施。より美味しい豆腐のために、素材にもこだわり、国産、外国産共に、厳選した大豆を使用。国産の中でも特に希少価値の高い、在来種「青御前」大豆を使った商品も取り扱っています。

手造りにこだわってきた豆腐ですが、これまでの卸売りでは付加価値をつけることで、採算が取りづらくなるという課題もありました。
そこで、昨年5月に敷地内に直売所とカフェの立ち上げに挑戦し、卸売脱却を図りました!SNSでの情報発信にも力をいれ、現在はお店を通して、豆腐へのこだわりや想いを伝えたり、地域内外の皆さんの「憩いの場」として、気軽にみんなが訪れるお店へと進化を遂げています。

副業人材を募集する理由

「大豆100粒運動」をご存知でしょうか?
「子どもたちが大豆を育て、さまざまな経験をする中で、生きる力を身につけてほしい」との願いから、料理家・随筆家の辰巳芳子さんが提唱した活動です。

どんな土地でも比較的育ちやすい大豆。また、豆腐や味噌、醤油など日本人には欠かせない穀物である大豆を育てることができれば、”飢え”が無くなるとして、大豆100粒運動は小学生を対象に全国的に行われてきました。その活動を高校生向けとして地元水戸農業高校で始め、希少価値の高い茨城県の在来種「青御前」を無農薬栽培しています。

自分達の手で種を撒き、育て、収穫、脱穀し、豆腐となる…。
生産から製造までの一連の流れを知ることで食育に繋がることや、地元の美味しい食材の価値を知り、地元愛にも繋がるということから、想いを持って、6年間続けてきた活動です。

青御前を使用した豆腐は、直売所やカフェで不定期で販売をしていますが、価値のある商品であることをPRできていない事や天候により客足が減った際にロスが発生してしまうことが多々あります。
「学生が丹精込めて育てた大豆の豆腐という背景をしっかりと伝えたうえで、無駄なくお客様に届けたい。」そんな想いが強くあります。

そこで、今回のプロジェクトでは、「青御前」で製造した豆腐を通年通して販売できる新たな機会の提案や企画、実施までを一貫して行っていただく方を募集します!また、「大豆100粒運動」という取り組みを当社が実施しているということを、地域内外に認知してもらうためのブランディング戦略の設計も合わせて、手伝っていただきたいと思っています。

具体的な業務内容

まずは、これまで水戸農業高校で実施してきた「大豆100粒運動」の主旨を理解し、活動の知識を深めていただきます。

また、実際にカフェ店舗や工場を見学いただき、現在の販売方法を可視化して整理をして頂きます。その中で、今回のテーマである「青御前を使用した豆腐」の通年販売の方法を検討し、可能性を探って頂きます。

販売を目的としたイベント等を実施する際は、企画の作りこみや広報等にも携わって頂きます。同時進行で、地域内外に向けた、自社ブランディングも意識した情報発信も実施していきたいと思います。

私たちがつくりたい社会/未来

今、高橋食品では、大きく3つの活動目標を持っています。

①地域の原料を使ったり、催事に出たり、地域に貢献していきたい。
②本当においしい豆腐を食べてもらい、ファンを増やしたい。
③適正価格で販売することで、雇用環境を良くしたい。

この目標のために、地元の水戸農業高校で無農薬栽培する在来種の大豆『青御前』を使ったり、天然にがりを仕入れたり、敷地に井戸を掘って、綺麗な水をくみ上げたり、手間や努力を惜しみません。
私たちは、豆腐を通して「地域」「お客様」「従業員」を笑顔にしていき、楽しい豆腐屋になりたいと思っています。

募集要項

事業のテーマ
  • 食・ライフスタイル
役割・スキル
  • 企画・商品開発・プログラム設計
注目キーワード
価値観・カルチャー
契約期間
  • 6ヶ月
期待すること ・茨城県の在来種「青御前」の通年販売方法の立案と企画&実施
・大豆100粒運動の活動の発信を含めた自社のブランディング戦略
募集する人材像、スキル <スキル面>
・食品販売のマーケティングの経験がある方
・ブランディングなどの知識や経験がある方
・広報PR周りでディレクションできる方

<人物面>
・気遣いができる方
勤務スタイル ・週1回程度のオンラインMTG
・月に1,2回程度の現地MTG
赴任交通費 企業負担
マッチングプロセス 本プロジェクトは、茨城県庁主催「iBARA KICK」(茨城県からNPO法人ETIC.が2022年度受託した「令和4年度 つながる茨城チャレンジフィールド プロジェクト(JOIN US)」の一環で、運営事務局のNPO法人ETIC.が募集およびコーディネートをしています。

iBARA KICKは、茨城県で、新たに地域課題解決に資する事業を検討している県内企業や地域団体の案件をプロジェクト化し、深度の深い関係人口と共創して地域の課題解決を図るような新たな「しごと」を創出するプロジェクトです。参加する方には、経営者と二人三脚で取り組む「副業」と、地域を知り地域と繋がる「ミッション」に取り組んで頂きます。茨城に深く入り込むことで、地域と継続的な関係を築くきっかけを目的としています。

応募前に必ず公式サイトをご覧ください。
▷iBARA KICK https://ibarakick.etic.or.jp/

【マッチングまでのプロセス】
1.オンライン説明会に参加する
説明会の日程などは公式サイトで確認ください。
https://ibarakick.etic.or.jp/

2.本ページから申し込む
「この求人に申し込む」ボタンよりエントリーください。※併願不可

3.書類選考
エントリー内容より、書類選考をさせて頂きます。
選考結果はメールにてお伝えいたします。

4.事務局面談(Zoomを使用)
事務局との面談を実施します。※選考の場ではございません。
エントリーの経緯などをお聞かせいただきます。

5.企業面接(Zoomを使用)
受入れ企業との面接を実施します。ご自身のPRの場としてご活用ください。※後日、合否のご連絡をさせて頂きます。

6.契約に向けた最終打合せ
契約内容等の摺合せを行います。2022年8月〜2023年2月が業務委託契約期間です。
その他

代表メッセージ

代表取締役
高橋真弘
日本は古来より大豆と密接な関係にあります。
豆腐、枝豆、煮豆、納豆、味噌、醤油、きな粉。色々なものに形を変えて日本人は大豆を食してきました。
土地に栄養が無くとも育ち、収穫の後は土に栄養を与え、食品としても栄養価が高い。
そんな素晴らしい食材である大豆は、日本に200種類もあると言われています。
個性的で美味しい大豆がたくさんある日本ですが、この20年で大手豆腐屋やスーパーの価格競争によって、豆腐の価値はどん底まで落ちてしまいました。
豆腐の価値、そして大豆の魅力を、豆腐や豆乳等を使った商品を中心に、色々な角度で伝えていきたいと考えています。

[PROFILE]

大学卒業後、就職せずに色々な仕事を転々とする。
2006年に一度家業に入るが父親と喧嘩をして家出。
2009年に家業に戻り、2015年に代表に就任。
美味しい豆腐を作れる様になる為に、全国各地の有名な豆腐屋に勉強に行く。
2021年に自社敷地内で、大豆製品の素晴らしさを伝えるための直売&カフェを始める。

企業・団体概要

企業・団体名: 有限会社高橋食品
設立日: 1958年04月
代表者肩書:
代表者名: 高橋真弘
従業員数:
資本金:
売上高:
事業内容: 豆腐製造業
・近隣スーパーへの卸し
・飲食店への卸し
・工場直売
・自社敷地内での飲食業
業種: 豆腐製造業
WEB: http://tofuseller-takahashi.com
所在地:

コーディネーターより

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