本プロジェクトは「令和4年度つながる茨城チャレンジフィールドプロジェクト」内「iBARAKICK!」の一環として実施します。
https://ibarakick.etic.or.jp/
当社は鹿島臨海工業地帯を有する鹿嶋市に事業所を構え、創業38年を迎えます。2018年8月に先代から会社を譲り受け、手探りながらも、地域のライフラインである道路、上下水道工事、市民の皆様の生命・財産を守る警備業、蜂の巣駆除業務まで、地元鹿嶋に根差した事業展開をしております。
そんな鹿嶋ですが、少子高齢化による人口減少の影響を受け、地域内でも民家の2割程が空き家となっています。全国的な課題でもあると思いますが、空き家を賃貸や販売で利用しようとしても、「よそのよくわからない人には貸したくない」「思い出の詰まった家を手放したくない」などの理由から、外向けへの賃貸や販売での空き家の活用は進んでおらず、まちの景観を損なう他、空き巣等の被害が発生するなどのさらなる地域課題も増えつつある状況でした。鹿嶋が、まるで大きなゴミ屋敷になってしまうような、そんな危機感を感じていました。
この課題を解決するために自分に何ができるのか?40歳になり地元での仕事の実績も増え、地域からの信頼を得始めている自分でなければ空き家を所有する人の心は動かせないのではないか?そんな使命感にも駆られ、空き家や土地の所有者に声をかけ、使われていない空き家を再生・リノベーションし、新たな活用手段として観光客などに向けた滞在拠点の立ち上げに挑戦しました。上記の課題の解決に挑みつつ、同時にアントラーズの試合や鹿島神宮への観光、マリンスポーツや釣りなどを楽しむ方の滞在時間が確保出来る拠点、宿泊場所としての活用を想定した取り組みです。
2021年7月には、BBQやサウナ、ドッグランの利用が可能な会員制の多目的スペース「KOYAMA BASE※写真左」(2022年7月から一般予約も解放)を海辺にオープンし、サーフィンなど海辺でのレジャーを楽しんでいただく際の拠点として地域内外の方にスペースを提供する他、2022年5月末からは、古民家をリノベーションしたレンタルスペース「重庵※写真右」をオープンし、海でのレジャーの拠点としての他、家族・友人同士の集まりや、合宿での利用、軽い田舎暮らし体験などが可能なスペースとして運営を開始しました。
今回お願いしたい役割は、拠点の情報発信戦略の設計及びその実行です。
リノベーション後直後は、友人や県内の知人にプレオープン的に場所を提供し、会員制での運営を行ってきましたが、2022年5月からは「重庵」を新規に立ち上げ、2022年7月1日からは「KOYAMA BASE」を一般の方もご利用いただけるプランへと変更し、これから本格的に情報発信や集客などを行っていく予定です。
一方で、個人観光客向けの情報発信の知見が当社には無く、SNS等を活用した情報発信に着手していますが、あまり効果的な発信ができていません。今回副業で参画いただく方とは「どうすれば拠点含め鹿嶋の魅力が外部の人に伝わり、足を運んでいただけるようになるのか?」を共に検討していただき、SNSの運用などを中心とした情報発信に注力していきたいと考えています。
◆KOYAMA BASE・重庵と地域の魅力発信を担う「情報発信担当」
具体的には、現在使用しているInstagramを中心としたSNSでのマーケティングに着手いただきたいと考えています。その前提で考えられる活動内容は以下のようなものを想定しています。
・現地の施設や地域の資源をフィールドワークで観察し、魅力を自身の目で確認する。
・観光客等をターゲットにし、アプローチするための施策を検討する。
・検討した施策を元に、社内とも連携し施策を実行する。
・実行した施策の成果を検証し、PDCAのサイクルを回す。
※KOYAMA BASEのInstagram:https://www.instagram.com/koyama___base/?hl=ja
※重庵のInstagram:https://www.instagram.com/kominka.juuan/
その他「重庵」については宿泊場所としてのプランも用意したいと考えており、ご関心をお持ちの方は宿泊のプラン作りも一緒に担っていただけますと幸いです。
私たちはがつくりたいのは、100年先も日本のみならず海外からの観光先にも選ばれる魅力ある鹿嶋です。
鹿嶋市には、鹿島神宮のような歴史建造物以外にも、海をはじめとする豊かな自然、生産者さんの頑張りから生まれる農産品、海産品など魅力的な資源がある一方で、アントラーズの試合を応援しに来るサポーターの皆さんが試合を見てすぐに帰ってしまうなど、十分に外の方に向けて地域の魅力や楽しみ方が伝えられていないという課題があります。
その課題に対し、地域の中と外を繋ぐ拠点を創り、鹿嶋の面白さ、楽しさを最大限感じていただくために自分たちにできることは何かを考え、ひたすら実行していく毎日です。間違いなく言えるのは、地域で活動する私たちにとって、鹿嶋が発展しなければ自社の発展もないということ。だからこそ、これからも鹿嶋と共に生き、会社の未来と地域の未来を創っていくために挑戦を続けていきます。
事業のテーマ | |
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役割・スキル | |
注目キーワード | |
価値観・カルチャー | |
契約期間 | |
期待すること | ・KOYAMA BASE及び重庵への集客と地域に人を呼び込むための情報発信の施策検討と実行 |
募集する人材像、スキル |
・Instagramをはじめとした情報発信ツールに知見のある方 ・情報発信の中でも場所の利活用や宿泊、観光等のテーマで取り組んだご経験のある方 ・キャンプやBBQ、マリンスポーツ等のアウトドアレジャー等が好きな方 ・鹿嶋が大好きな方。 |
勤務スタイル |
・週1回、1時間程度のオンラインミーティング ・1ヵ月あたり10~15時間程度の実働(施策の検討及び実行) ※月1回程度現地に訪問いただく他、プロジェクト開始前には現地に訪問いただきフィールドワークを行います。 |
赴任交通費 | 企業負担 |
マッチングプロセス |
本プロジェクトは、茨城県庁主催「iBARA KICK」(茨城県からNPO法人ETIC.が2022年度受託した「令和4年度 つながる茨城チャレンジフィールド プロジェクト(JOIN US)」の一環で、運営事務局のNPO法人ETIC.が募集およびコーディネートをしています。 iBARA KICKは、茨城県で、新たに地域課題解決に資する事業を検討している県内企業や地域団体の案件をプロジェクト化し、深度の深い関係人口と共創して地域の課題解決を図るような新たな「しごと」を創出するプロジェクトです。参加する方には、経営者と二人三脚で取り組む「副業」と、地域を知り地域と繋がる「ミッション」に取り組んで頂きます。茨城に深く入り込むことで、地域と継続的な関係を築くきっかけを目的としています。 応募前に必ず公式サイトをご覧ください。 ▷iBARA KICK https://ibarakick.etic.or.jp/ 【マッチングまでのプロセス】 1.オンライン説明会に参加する(説明会は既に終了していますので、そのままエントリーください) 2.本ページから申し込む 「この求人に申し込む」ボタンよりエントリーください。※併願不可 3.書類選考 エントリー内容より、書類選考をさせて頂きます。 選考結果はメールにてお伝えいたします。 4.事務局面談(Zoomを使用) 事務局との面談を実施します。※選考の場ではございません。 エントリーの経緯などをお聞かせいただきます。 5.企業面接(Zoomを使用) 受入れ企業との面接を実施します。ご自身のPRの場としてご活用ください。※後日、合否のご連絡をさせて頂きます。 6.契約に向けた最終打合せ 契約内容等の摺合せを行います。2022年8月〜2023年2月が業務委託契約期間です。 |
その他 |
ETIC.では、自分らしいキャリアを歩むことを全力で応援するために、働きながら次のチャレンジに向かうお試しプログラムや、
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ソーシャルキャリアに関する情報・機会は、「ETIC. キャリアサービス」として統合的に、情報提供をしています。
ぜひ、今の自分にぴったりな機会・チャンスを得るためにご活用ください。
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