本プロジェクトは「令和4年度つながる茨城チャレンジフィールドプロジェクト」内「iBARAKICK!」の一環として実施します。
https://ibarakick.etic.or.jp/
当社は、1970年に食品や雑貨などを販売する水野商店として創業し、2代目から地域の食材を中心に取り扱いはじめ、約25年前に「コミュニティーストア ミズノ」の営業を開始しました。現在も、鹿島だこや鹿島灘はまぐりの他、鹿島の漁港から水揚げされた水産物や鹿嶋市のブランド豚であるかしまし豚、地域の旬の野菜など、地域に密着した商品取り扱いを行っています。
◆企業ホームページ
http://www3.sopia.or.jp/mizuno
活魚や生シラスなど、たこやハマグリ以外も含めた鹿島灘産の水産物の取り扱いが本格的に開始したのは3代目の私が入社して以降で、2代目が農産物の仕入、私が水産物の仕入を担当する体制で、地域産品の取り扱いを行っています。今後は、冷凍技術を活かした域外販売用の新商品の販売を進めることで、国内外に向けて鹿嶋産の水産物の魅力を発信していく取り組みや、鹿島神宮周辺での焼きハマグリ販売など、水産物を軸にした取り組みを加速させていきたいと考えています。
私たちが地域の産品を取り扱う理由は、ひとえに「大好きな鹿嶋を盛り上げていきたい」という思いからです。
鹿島灘産の水産物は市場でも高い評価を得ていますが、地域内でその価値が十分には活かしきれていないと感じています。また、近年の原油価格高騰などにより漁業従事者たちのコストも上がっており、地域のアイデンティティでもある水産物や農産品を作る生産者にも影響が出ています。
そんな中、小売業である我々ができる最も身近なことは「鹿嶋産の良い物の価値をしっかりとお客さまに届けること」そして「それが適正な価格で購入され、生産者の利益に貢献する」ことだと考えています。また、小売業に拘らず調理提供による楽しみ方や地域外での消費なども視野に、今後も取り組みを進めていく予定です。
上述したように「地域の産品の生産者を支えていくため」「皆に鹿嶋や地域産品の魅力を知ってもらい、鹿嶋全体が盛り上がってほしい」そんな思いから、私たちは食品にフォーカスし事業を行っていますが、まだまだ地域産品の魅力を十分に活かしきれていない、発信しきれていないという課題があります。Instagramなども力を入れながら運用していますが、一見すると通常の小売店となんら変わらないような投稿となっており、当社が地域産の農産品や水産物など「高いけど良いもの」を取り扱っていることや、なぜそういった商品を積極的に仕入れているのか等が十分に伝えられていないという課題を感じています。
私たちの取り組みが認知されることで、来店いただく地域の方々にも、「地域の事業者の応援にも繋がるという実感を持って、商品を購入いただけるようになるのではないか?地域全体で鹿嶋の資源を守っていこうという機運の醸成に繋がるのではないか?」「ひいては、共に鹿嶋を盛り上げていくために働きたいと思う仲間集めに繋がるのではないか?」そんな希望も持ちながら、しっかりと自分たちの取り組みを伝えることに、iBARAKICK!を通して挑戦していきたいと考えています。
地域産品の取り扱いなど鹿嶋に根差した自社の取り組みの発信を軸に
「地物の食材を購入してくれるお客さまを増やす」ことと、
「自分たちの取り組みに共感してくれる人材の採用に繋げる」ことを目的に、
下記の業務をお願いしたいと考えております。
◆地物の食材を購入してくれるお客さまを増やす(ブランド構築及び広報)
・自社の取扱商品及び現状の広報施策の整理。
・自社が顧客に届けたい提供価値、ターゲット層の明文化。
・構築すべきブランドイメージの明確化。
・上記ブランドイメージを内外に浸透させる施策の検討。
・検討した施策を実行し、改善のサイクルを回す。
※発信内容の検討のタイミングで、合わせてWEBページの改善ポイントの整理や店頭で実施可能な販促のキャンペーンなども、相談の上企画が可能です。
◆自分たちの取り組みに共感してくれる人材の採用に繋げる(採用)
・冷凍水産物の輸出など、今後の取り組みを見据えた採用計画の策定
・採用ターゲット層の設定とアプローチ施策の検討
・検討した施策を実行し、改善のサイクルを回す。
※上記2つの取り組みのうちいずれかに知見を共有ただける方の参加も歓迎します。
鹿嶋市には海、川、山などの自然資源、鹿島神宮をはじめとした歴史的建造物、ホームゲームの際は地域内外から多くのサポーターが集う鹿島アントラーズのスタジアムなどが、豊富な資源があります。私たちが作りたいのは、このような地域資源の魅力が十分に発揮され、内外から人が集まってくるような地域の未来です。
自社が取り扱っている水産物や農産物はもちろんですが、見せ方や届け方を変えていくことで、今よりもっと輝くことができる資源にできると考えています。そのためには、地域に根差し活動してきた我々では見えない可能性を引き出し、それをどう発信していくかを共に考えてくれる方の力が必要不可欠です。
鹿嶋を愛する人が、志を同じくし、共に地域を盛り上げていく仲間として活動できるような組織に生まれ変わっていくと同時に、そういった方々が関わりたいと思えるような地域を目指して、これからも私たちにできることを考え、行動していきます。
事業のテーマ | |
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役割・スキル | |
注目キーワード | |
価値観・カルチャー | |
契約期間 | |
期待すること |
・地域産品の販売促進に資するマーケティング施策の検討、実行 ・人材採用戦略の設計及び施策の実行 |
募集する人材像、スキル |
・当社の理念に共感いただける方 ・教えるスタンスではなく、一緒に考えていただける方 <ブランディング・広報> ・企業のブランディングのご経験のある方 ・地域産品の販売促進、マーケティングに関わったご経験のある方 ・SNS運用など発信業務のご経験のある方 <採用> ・事業会社における人事のご経験がある方 ・採用支援のご経験がある方 ・組織風土づくりや社員モチベーションアップに繋がる施策の知識がある方 |
勤務スタイル |
・週1回、1時間程度のオンラインミーティング ・1ヵ月あたり10~15時間程度の実働(施策の検討及び実行) ※月1回程度現地に訪問いただく他、プロジェクト開始前には現地に訪問いただきフィールドワークを行います。 |
赴任交通費 | 企業負担 |
マッチングプロセス |
本プロジェクトは、茨城県庁主催「iBARA KICK」(茨城県からNPO法人ETIC.が2022年度受託した「令和4年度 つながる茨城チャレンジフィールド プロジェクト(JOIN US)」の一環で、運営事務局のNPO法人ETIC.が募集およびコーディネートをしています。 iBARA KICKは、茨城県で、新たに地域課題解決に資する事業を検討している県内企業や地域団体の案件をプロジェクト化し、深度の深い関係人口と共創して地域の課題解決を図るような新たな「しごと」を創出するプロジェクトです。参加する方には、経営者と二人三脚で取り組む「副業」と、地域を知り地域と繋がる「ミッション」に取り組んで頂きます。茨城に深く入り込むことで、地域と継続的な関係を築くきっかけを目的としています。 応募前に必ず公式サイトをご覧ください。 ▷iBARA KICK https://ibarakick.etic.or.jp/ 【マッチングまでのプロセス】 1.オンライン説明会に参加する(説明会は既に終了していますので、そのままエントリーください) 2.本ページから申し込む 「この求人に申し込む」ボタンよりエントリーください。※併願不可 3.書類選考 エントリー内容より、書類選考をさせて頂きます。 選考結果はメールにてお伝えいたします。 4.事務局面談(Zoomを使用) 事務局との面談を実施します。※選考の場ではございません。 エントリーの経緯などをお聞かせいただきます。 5.企業面接(Zoomを使用) 受入れ企業との面接を実施します。ご自身のPRの場としてご活用ください。※後日、合否のご連絡をさせて頂きます。 6.契約に向けた最終打合せ 契約内容等の摺合せを行います。2022年8月〜2023年2月が業務委託契約期間です。 |
その他 |
ETIC.では、自分らしいキャリアを歩むことを全力で応援するために、働きながら次のチャレンジに向かうお試しプログラムや、
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