「天然のいけす」と呼ばれる富山の魚の魅力を「魚離れ」する若者に伝える商品開発のパートナー求む!!

初めまして。越田商店の越田喜一郎です。当社は、富山県の氷見市に位置する、創業９０年の水産加工会社です。富山湾、氷見港で水揚げされた地物にこだわり、みりん干し、一夜干し、漬魚などの加工品を作っています。

氷見を訪れたことがない人でも、「氷見寒ブリ」のことを知っている人は多いのではないでしょうか。富山湾はその地形から魚のエサとなるプランクトンが豊富で、旨味のあふれる魚に恵まれた「天然のいけす」と呼ばれています。北陸・富山のおいしい水産物を、全国に、そして若い人たちにも届けたい。そんな想いで、氷見ブリのジャーキーやスモークといった誰でも手軽に食べられる商品の開発などの挑戦をしてきました。

また、よりおいしい商品を作るためにコンパクトな缶詰め・レトルト機などの設備投資も進めています。獲れたてと遜色のない状態で凍結保存ができる設備や、干物の美味しさを引き出し、ふっくら食感の製法を可能にした鮮熟加工の設備などを取り入れました。美味しく美しくをモットーに「毎日の食卓に喜びを。」そのために、創業９０年経つ今も、向上心を持ち続けて日々取り組んでいます。

今回、２０〜４０代向けの新商品の開発の企画から実行までを一緒に実施する方を募集します。若い世代の「魚離れ」が進む昨今、私たち水産加工会社ができることは新しい「魚食の文化」を作ることと考えています。

例えば、回転寿司。回転寿司ができる前、私たちにとって寿司は贅沢品で、なかなか食べることができませんでした。今では当たり前の回転寿司ができたことで、誰でも気軽に寿司を楽しむことができるようになる。そんな、新しい「当たり前」を作っていきたいと考えています。

そのために、食べやすくふっくら仕上がる干物づくりのための設備を導入したり、調理をしやすい缶詰めを作るための設備も導入（春先頃の予定）しました。

魚を親しみやすいものに加工する水産加工業を担う、私たちだからこそできる「魚離れ」への挑戦。ビヨンドコロナに向けて既存の概念に縛られない一緒になって新しい取り組みのできる人を求めています。

当社ならではの水産物の食感・味を生かした商品を開発し、そして実際にスーパーマーケットやマルシェなどで販売、そこでの反応を次の製品開発に生かす、というPDCAの１ループを展開していただきたいと考えています。

【Step1】地域/企業/事業理解
越田水産の事業や商品理解した上で、本プロジェクトにおけるゴール設定を相談しながら設定します。

【Step2】マーケット理解
ターゲットの明確化とマーケットの理解をします。

【Step3】商品開発
魚を使った商品開発（素材からでも、加工物からでもOK）

【Step4】販売
実際にスーパーの惣菜コーナーやマルシェで販売し、PDCAを回してみる。
百貨店やギフト関係へも提案可能。（夏には自社店舗もオープン予定）

【Step5】フィードバック
販売経験を受けて、次の商品開発に向けた提案をする。