100万人の観光客が訪れる長野県小布施町で、観光スポットを巡るだけではなく、ローカルな魅力を発見し、地元住民の方々とつながることを目的にした新しい滞在の形を構築します。2022年4月に予定するリリースに向け、そのまま移住や遠隔で継続的に関わっていただける方も大歓迎です!
初めまして。小布施まちイノベーションHUB理事の日髙です。東京生まれ東京育ちですが、とあるきっかけで4年ほど前に小布施を訪れ、町に暮らす人の温かさに魅了され、何度も通う中で昨年1月に移住しました。今は、小布施まちイノベーションHUB理事と、小布施町地域おこし協力隊として活動しています。
■小布施町とは
小布施町は、長野県北部に位置する人口約11,000人、面積約19㎢の小さな町です。町内には栗菓子店が軒を連ね、江戸時代には葛飾北斎が幾度も訪れ作品を残しており、「栗と北斎と花のまち」として知られています。まちづくりの先進地としても知られ、1980年代には官民が連携して取り組んだ「町並修景事業」によって美しい景観が整備され、2010年代には「小布施若者会議」を開催し、全国から若者が集いまちづくりに参画する流れをつくりました。
■小布施まちイノベーションHUBとは
一般社団法人小布施まちイノベーションHUBは、地域内外のさまざまなステークホルダーが協働するハブとなり、事業を通じて地域課題の解決に貢献することをミッションとした団体です。主に3つの事業を取り組んでいます。
(1)教育・人材育成事業
先進的なまちづくりが生み出した「多様なリーダー像」や、少子高齢化などの「日本に共通する課題」と出会える小布施町の強みを生かし、学生や社会人向けに地域をフィールドとした人材育成プログラムを構築しています。
(2)関係人口創出事業
「関係人口」とは、観光に来る「交流人口」や移住する「定住人口」ではなく、多様な形で地域と関わる人々を指します。「小布施若者会議」などを通じて培った知見を生かし、地域に新しい風を送りこむ関係人口を育むサポートをしています。
(3)DMO事業
美しい農村の風景や趣ある町並み、地元で採れた食材を生かした美食、オープンな心で先進的なまちづくりに取り組んできた人たち。たくさんの地域資源をつなぎながら、特別な体験をコーディネートしています。
●副業人材を募集する理由
小布施まるごと滞在構想(仮)とは、ガイドマップに載っているような場所を巡るだけの観光ではなく、地域に溶け込んでローカルな魅力を発見し、小布施に暮らす人々と深くつながることを目的にした新しい滞在の形を生み出す構想です。
小布施町の人口は11,000人ほどですが、その約100倍の観光客が年間訪れます。近年では、「小布施若者会議」などの取組が実を結び、県外から地域との交流を目的にして、何度も小布施に訪れる人や、私のように移住する人も出てきています。小布施に何度も来たくなる魅力の一つに、小さな町ならではの「顔が見える関係性」があると思います。
しかし、現状ではごく一部の、すでに関係性を持っている人間しか、こうした地域とのつながりを味わうことができていません。また、町内には宿泊施設が少なく、小布施に滞在しながら地域とつながる機会が限られています。より多くの人に小布施の魅力を味わってもらうためには、外と中を繋ぐハブ機能の存在が重要であり、小布施まるごと滞在構想(仮)では、その仕組みをどのように生み出すのかを考えていきます。
●副業人材だからこそお願いしたい理由
地域外からの目線で、小布施に関わりながら、小布施を楽しんでもらい、小布施の魅力をどう世の中に伝えていくかを一緒に考えてくれる人材を必要としています。
外の人と中の人をつなぐ「ハブ機能」にはいくつかの形が考えられると思います。例えば、イタリアの地方で始まったアフベルゴ・ディフーゾ(Albergo diffuso、分散するホテル)のように、まち全体を活動や滞在の拠点として捉えるという発想が一つです。https://albergo-diffuso-japan.jp
現段階では、既存のゲストハウス等と連携し、町内に点在する魅力的なコンテンツや拠点を可視化したプラットフォームの構築を検討しています。まだまだ事業は構想段階ですが、小布施の特徴が活きる事業の形を共に描き、実現に向けて歩みを進めていける人を募集しています。
ここでの経験を自分の好きな地域に持ち帰るのも良いですし、そのまま小布施で4月以降本格事業化するため、移住や遠隔副業などで継続的な関わり方も可能です。
●まずは地域理解,ビジョン創造を我々と共にやりましょう。
→週末か平日(どちらかだけでも)小布施に滞在し、観光客やワーケーションの擬似体験してください。
→体験を元に当法人のメンバーと議論し、小布施まるごと滞在構想(仮)を通じて実現したいことをすり合わせ、将来の絵を描いてみましょう。
→このプロジェクトを進めていくためのロードマップを策定しましょう。
●次に、小布施まるごと滞在構想(仮)の仕組みを構築してください。
→ハブ機能の役割を具体的にしていきましょう。
→町内の連携できる宿泊施設や会社、個人などを挙げ、まずは小さく形にしてみましょう。
●仮想顧客を対象に実証実験を行なって、また事業を再構築していきます。
→ターゲットとなる顧客から適切なフィードバックを受け事業計画を見直します。
→さらに、2021年4月の一般リリースに向けてコンセプト、プライシング、体制などを検討し、持続可能な事業モデルを構築しましょう。
事業のテーマ | |
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役割・スキル | |
注目キーワード | |
価値観・カルチャー | |
契約期間 | |
期待すること |
・小布施まるごと滞在構想(仮)の策定・実装 ・外部の視点からの小布施町の価値の再定義 |
募集する人材像、スキル |
・自分ごととしてこのプロジェクトに取り組む思いのある方 ・町の現状や課題を客観的に分析できる方 ・観光業/宿泊業に関する新規事業に関心のある方 ・空き家活用、関係人口、ワーケーション、ブリージャー等に関心があり、その分野での事業創造をお考えの方 |
勤務スタイル |
・毎週一度のオンラインミーティング ※普段のコミュニケーションはMessengerやslack等のグループチャットツールを使用します。 ・月1‐2回は1泊2日程度で現地に赴き、受け入れ企業経営者およびプロジェクトリーダーとの打ち合わせやプロジェクトの進捗に応じた現地活動(インタビュー、フィールドワーク、意見交換等)を実施します。 |
赴任交通費 | 本人負担 |
マッチングプロセス |
※重要※ 本プロジェクトは、長野市主催「NAGAKNOCK!(ナガノック)」(ながの起業家創出プログラムin東京2021)事業の一環で運営事務局のNPO法人ETIC.が募集およびコーディネートをしています。 STEP1:応募前に必ず「NAGAKNOCK!」公式WEBサイトをご覧ください。 ▷公式WEB:http://nagaknock.etic.or.jp/ Step2:書類選考 エントリー希望される方には事務局(NPO法人ETIC.)から、エントリーシート・企業プレゼン動画・NAGAKNOCK!解説動画をお送りします。参加規約等をお読みいただいた上で、エントリーシートをご記入ください。ご提出いただいた方から随時、書類選考を実施。(全員に合否はご連絡します) Step3:事務局面談(Zoomを使用) 事務局ETIC.との面談を行います。 Step4:企業面接(Zoomを使用) 受入れ先企業との面接を行います。 必要に応じて、追加で最終面接がある場合もございます。 |
その他 |
企業・団体名: | 一般社団法人小布施まちイノベーションHUB |
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設立日: | 2016年04月 |
代表者肩書: | |
代表者名: | 代表理事 市川博之 |
従業員数: | |
資本金: | |
売上高: | |
事業内容: |
長野県北部の小布施町を拠点に、地域内外のさまざまなステークホルダーが協働するハブとなり、事業を通じて地域課題の解決に貢献することをミッションとした団体です。 (1)教育・人材育成事業 (2)関係人口創出事業 (3)DMO事業 |
業種: | まちづくり業 |
WEB: | https://obuse-hub.com |
所在地: |
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