和歌山県
  • 募集中

ドローン、商品開発etc. 農業の新しい形をドライブさせる事業推進メンバー募集!

尖農園

プロジェクト概要

『農業の3K(きつい、きたない、金にならない)を1K(かっこいい)に!』
農業を取り巻く様々な難しい環境に直面しながらも、新しいことにチャレンジし続ける意欲的な農家さんと共に、地域の未来に繋がる新しい農業の仕組み作りを一緒にやってみませんか?

自己紹介と事業紹介

小谷 大蔵さんは、和歌山県田辺市の下万呂地区で100年以上前から梅と柑橘の栽培に取り組む農家の5代目です。次代に残していける新しい農業を目指すべく、小谷さんの代から新しく尖農園(とんがりのうえん)という屋号を付け、日々の農作業に取り組んでいます。
地域で開催されている現代アートの芸術祭に関わったことをきっかけに、農業以外の分野との交流に大きな可能性と魅力を感じ、田辺市の実施する地域課題解決型のビジネススクールや、農業を発展させための経営感覚を身に付ける農業経営塾などに積極的に参加しています。

副業人材を募集する理由

好奇心が旺盛でチャレンジ精神にも溢れる小谷さんは、今後はもっと新商品開発や、経営や営業などに取り組んでいきたいそうです。
が、そこで大きな課題となってくるのが人手不足。現在も農園オーナーという立場ながら、プレイヤーになってしまっている状況を改善し、作業以外のことに時間を費やせる環境作りに取り組むことが目標です。
特に農業は繁忙期と閑散期の差が大きく、繁忙期には少しでも多くの人手が必要となり、逆に閑散期には農作業以外の仕事を作っていくなど、全体を見た仕組みづくりが重要となってきます。(もちろんこれは小谷さんだけでなく地域全体の課題でもあります。)

その解決策として、昨年農業ドローンの免許取得とドローンの購入を行い、今年から実際に農薬散布をはじめたそうです。まだまだ改善は必要なものの、時間と労力どちらも従来の1/5くらいまで負担が軽減した実感があり、これは夏場の農薬散布が負担過ぎて農業を辞めてしまう人が多い、この地域の課題解決にも繋がる手応えを感じているそう。今後は他の農地の作業の請負も行って事業化していきたいとのこと。

また、繁忙期の人手不足や農業をもっと身近に感じて欲しいという想いから、『気軽に農業アルバイト』という紹介制のSNSグループで、隙間時間に気軽にアルバイトに来てもらう仕組み作りにも取り組んでいます。

具体的な業務内容

「今回の活動を通して、自分だけでは気付けないこと、他分野からフラットに見た時に感じる視点などで、私自身の当たり前を破壊してもらい、新しい農業のかたちを一緒に考えてほしい。」と小谷さんは言います。
参加いただくみなさんと一緒に考えたいテーマは
 ●柑橘や梅を使った新商品開発
 ●ドローンでの農薬散布事業の推進
 ●デジタルの活用(DX)などによる業務の効率化
などがありますが、実際には参加した皆さんの興味に合わせて、これ以外でも取り組むべきものがあればぜひ一緒にやってみたいと思っています。

全体の研修で何度か現地にも足を運んでいただく際には、実際に農園へ入り柑橘の収穫等を体験してもらったりします。また、地域の産直市場などにも足を運び、他の農家の農作物や商品がどのように展開されているかも一緒に見ていただこうと思っています。
現地滞在以外の期間はオンラインでのミーティングを定期的に行いながら、みんなで一緒に議論を深めていきます。

私たちがつくりたい社会/未来

募集要項

事業のテーマ
  • 農林水産
  • IT・テクノロジー
  • 食・ライフスタイル
役割・スキル
  • プロジェクトマネージャー
  • 事業推進
  • 起業・経営支援
注目キーワード
  • サステナブル・環境・生物多様性
  • 共創・協働・コレクティブインパクト
  • well-being
価値観・カルチャー
  • 自立的に動く・大人な組織
  • 自然と人の調和、無理のない持続可能な社会
  • 個人の可能性が開花する
契約期間
  • 6ヶ月
期待すること 新商品開発やドローン事業の推進、業務効率化などは一つの指標ですが、それらを通して目指すところは次世代が農業に興味を持ち参入してきてくれるような『かっこいい農業』の在り方を創り上げていくことです。
何より、活動期間の限られた今回のプロジェクトでは、何より『ワクワクする未来を一緒に描ける』仲間と出会えることを期待しています!

よく云われることですが、農業も一つの経営のかたちであるため、企画や業務効率化、営業やマーケティングなど、他の産業と変わらない様々な領域が複合的に関わってきます。
参加していただく方ひとりひとりの経験やスキルが、きっと何かのヒントや突破口になるはずですので、もしこれまでに農業に触れたことがない人でも、ぜひ気軽に参加していただけると嬉しいです!
募集する人材像、スキル ・農業に興味がある、もしくは小規模事業の経営に興味がある
・地域プロジェクトにワイワイと楽しく参加してみたい
・自分のスキルや経験を地域のリアルな課題の中で活かしてみたい
・今の暮らしの拠点以外にも、帰れる場所を作りたい
・アイデアが形になる環境で挑戦してみたい
勤務スタイル 本プロジェクトは、「TANABEES」(田辺市関係人口創出プログラム)になります。
募集期間:2025年8月8日 ~ 2025年9月30日
※定員に達し次第、募集終了となります
活動期間:2025年10月25日 ~ 2026年2月28日
活動頻度:週1回オンライン+プログラムが指定する研修
     キックオフ研修:10月25日(土)-26日(日)
     中間共有研修:11月22(土)-23日(日)
     最終報告会:2月21日(土)
活動場所:和歌山県田辺市+オンライン
プログラム参加費:無料
活動支援金:田辺市内交通費支給(レンタカー代は事業費負担)
対象者:大学生・社会人問わず/地域活動に関心のある方
赴任交通費 企業負担
謝礼 月額 0円
謝礼の詳細 プログラムの一環として実施するため謝礼はございません
マッチングプロセス 本プロジェクトは、和歌山県田辺市主催「TANABEES(タナビーズ)」(田辺市から株式会社TODAYが受託した関係人口創出プロジェクト「田辺市関係人口創出事業」)の一環で募集しています。

■TANABEES(タナビーズ)公式ホームページ
https://brown983415.studio.site


【マッチングまでのプロセス】
1.タナビーズ公式ホームページの公式LINEをお友達登録して
参加者申込フォームからお申し込みください。

2.事務局面談(Zoomを使用)
事務局との面談を実施します。※選考の場ではございません。
エントリーの経緯などをお聞かせいただきます。

3.企業面接(Zoomを使用)
受入れ企業との面接を実施します。ご自身のPRの場としてご活用ください。
※後日、合否のご連絡をさせて頂きます。
その他 【参加無料】地域と都市をつなぐ実践型プロジェクト「TANABEES(タナビーズ)」オンライン説明会&相談会
8月28日(木)20:00-21:00
9月18日(木)20:00-21:00
9月24日(水)20:00-21:00
詳細・申し込み:https://tanabees.peatix.com/view

タナビーズに関心をお持ちの方はぜひ気軽にご参加いただき些細なことでもご相談ください。

代表メッセージ

代表
小谷大藏
梅とみかんを育てている小さな農園です。地域の課題や可能性に、一緒に向き合ってくださる皆さんとの出会いをとても楽しみにしています。商品開発や六次産業化など、面白いアイデアがあればぜひ一緒に形にしていきましょう!

[PROFILE]

1980年田辺市生まれ。高校卒業後、どうせ家業を継ぐからと色々な仕事を体験。コンビニ、ガソリンスタンドをはじめ、ホテル内レストランのウエイターから解体業まで。34歳のときに長男が生まれたのを機に家業を継ぐ。

企業・団体概要

企業・団体名: 尖農園
設立日: 2023年04月
代表者肩書: 代表
代表者名: 小谷大藏
従業員数: 21名
資本金:
売上高:
事業内容: 果樹栽培、消毒作業代行
業種: 農業
WEB:
所在地: 和歌山県田辺市下万呂

コーディネーターより

タナビーズコーディネーター(coamu creative)
下田 学
約2,400軒あると言われる田辺市の農家さんの中でも、農業以外の方とも積極的に交流を図るような農家さんは決して多いわけではないと思います。
ハードな日々の農作業と向き合いながらも、前向きに、楽しそうに自分の枠を拡げていっている小谷さんの姿に、きっと皆さんも大きな刺激を受けるのではないでしょうか?
尖がった名前に反して、とても丸くて優しい「気の良いあんちゃん」な小谷さんに、ぜひ会いに来てください!

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