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「谷戸に泊まり、暮らしに出会う」民泊とまちをつなぐ、企画・PRパートナー募集!

株式会社やとと

プロジェクト概要

滞在を通じて「また来たい」「何か関わりたい」と感じてもらえるような、小さな循環を谷戸から生み出したい。
ただ泊まるだけではなく、「暮らしの豊かさ」に触れ、谷戸とまちの魅力を未来へつなぐ、民泊施設の立ち上げを一緒に担ってくれる仲間を探しています。

自己紹介と事業紹介

わたしたちは、横須賀市汐入町の谷戸地域を起点に、地域資源に価値を見出し、豊かな暮らしを“そうぞう”(想像・創造)するValue-creating companyとして2025年6月に創業しました。
リサーチやコンテンツ開発、空間や使い方のデザイン、企画・運営の仕組みづくりなど、「みいだす」「つくる」「日常にする」を行き来しながら、領域横断型で価値づくりをするのがわたしたちの取組みです。

創業以前から、谷戸地域で3つの空き家をリノベーションしてシェアハウスや工房、展示・イベントスペースとして地域に開き、空き家が取り壊されたあとの空き地をみんなの「庭」として整備するなど、地域に根差して活動を続けてきました。

そんな私たちが次に挑戦するのが、2026年3月頃にスタート予定の民泊事業。
単に泊まる場所ではなく、谷戸の豊かな暮らしに触れ、地域と旅人の間にやさしい接点が生まれるような、新しい民泊の形を目指しています。

副業人材を募集する理由

《まちの魅力を、未来に手渡す方法を探して》

横須賀市汐入町の谷戸地域。
どぶ板通りや横須賀中央の繁華街からすぐそばにあるこの場所には、坂道や細い階段の先に、鳥や虫の声が響き、緑が生い茂る、静かで心地よい不思議な魅力をもつまちなみが広がっています。

わたしたちはこの谷戸を拠点に、地域の資源に価値を見出し、さまざまな関わりしろを生み出してきました。
しかし近年、空き家の増加や外部資本による土地の買収など、谷戸の風景や営みが失われていく可能性も見えてきました。

そんな今だからこそ、地域の魅力や価値を多くの人に伝え、未来につなげていく取組みが必要だと感じています。
新しく立ち上げる民泊施設では、これまでわたしたちが取り組んできた谷戸の草木を使った草木染めや、ハーブの蒸留など、滞在を通じて谷戸の自然と暮らしの豊かさを感じてもらえるようなコンテンツを検討しています。さらに、谷戸からまちへとつなげ、横須賀の魅力を感じてもらえるようなコンテンツも検討中です。

今回は、そんなわたしたちの想いに共感し、横須賀や谷戸の魅力を多くの人に届けてくれる方、宿泊者と地域をつなぐしくみを一緒に考えかたちにしてくれる仲間を募集します。

具体的な業務内容

民泊施設のオープンに向けて、情報発信とともに宿泊者と地域をつなぐ“しくみ”や“コンテンツ”を一緒に考え、つくってくれる方を募集します!

◆情報発信とコンテンツづくり
・SNSやWeb、チラシなどを使ったPR・発信戦略の立案と運用
・クラウドファンディングによる周知の支援
・3月のオープンに向けたPRやイベント企画
・宿泊者向け「まちのガイドマップ」づくりや「周辺の魅力的な人・ものに出会うまちあるき」の企画

私たちがつくりたい社会/未来

《民泊施設を通して、「暮らしの豊かさ」に目を向けるきっかけを》

お金を払えば欲しいものが手に入る便利な世の中で、わたしたちは「想像する力」や「創造する喜び」を少しずつ手放してきたのかもしれません。
けれどここ横須賀・汐入町の谷戸には、自然や人とのつながり、小さな工夫から価値を生み出す余白があります。
あるものを見つめ直し、資源をめぐらせながら、豊かに暮らす。
そんな暮らしのあり方を、ここからもう一度、描いていきたいと考えています。
そしてその“入口”として、谷戸の暮らしや人、風景とつながる民泊施設のオープンを目指します。

募集要項

事業のテーマ
  • 地域活性化・まちづくり
  • 観光
役割・スキル
  • 広報・PR
  • 企画・商品開発・プログラム設計
注目キーワード
  • 地域活性化・まちづくり
価値観・カルチャー
  • 自然と人の調和、無理のない持続可能な社会
契約期間
  • 6ヶ月
期待すること ・近隣住民・店舗等への民泊施設オープンの周知と関係性づくり
・地域外の集客及びファンづくり
・クラウドファンディング目標金額達成(それに向けた戦略・施策のご提案)
募集する人材像、スキル •地域と人をつなぐ仕組みづくりに興味がある方
•観光ではなく“暮らし”の延長にある旅の形を一緒に考えたい方
•企画・編集・広報などの実務経験を活かしたい方
•横須賀や三浦半島に関わりたい/暮らしたい方も大歓迎!
勤務スタイル 1ヶ月に1回程度の現地MTG+週1回程度のオンラインMTG
赴任交通費 企業負担
謝礼 月額 0円
謝礼の詳細 開業後に使える民泊宿泊券(1棟貸切/5名程度まで)5回分をプレゼントします。
マッチングプロセス (1) 説明会等への参加
マッチングフェスまたは副業人材向け説明会のいずれかにご参加ください。
■マッチングフェス:https://tan658155.studio.site/
■副業人材向け説明会:https://fukugyo2025-3.peatix.com/

(2) エントリー事前登録フォームより申込み
本ページの詳細をご確認のうえ、e-kanagawa電子申請システムより、希望するプロジェクトにお申込みください。
■e-kanagawa: https://dshinsei.e-kanagawa.lg.jp/140007-u/offer/offerList_detail?tempSeq=103652

(3) エントリーシートのご提出
フォーム登録後、地域コーディネーターよりエントリーシートの様式をお送りしますので、面談の前日までにご提出ください。

(4) 1次面談(コーディネーター面談)・書類選考
地域コーディネーターとの面談にご参加いただきます。
あわせて、ご記載いただいたエントリーシートをもとに、受入事業者による書類選考を行います。

(5) 2次面談(事業者面談)
受入事業者との選考面談にご参加いただきます。(地域コーディネーターも同席します。)
※後日、合否のご連絡を差し上げます。
その他 本プロジェクトは、神奈川県横須賀三浦地域県政総合センターが主催する「MIURAHUNT!」
(神奈川県からNPO法人ETIC.が受託した「三浦半島みらいミーティング拡大事業」)の一環で募集しています。
■「MIURAHUNT!」神奈川県ホームページ:http://www.pref.kanagawa.jp/docs/d2t/chiki/3m/fukugyo-jinzai.html
■「MIURAHUNT!」プロジェクト詳細:https://yosomon.etic.or.jp/miurahunt/

代表メッセージ

代表取締役
藤原香奈
「横須賀って、こんな場所だったのか」―それがここに初めて来たときの感想です。
わたしが横須賀に移住したのは2年程前。通い始めたのは5,6年程前。
当時は三浦半島といえば海のイメージで、横須賀といえば軍港やドブ板通りなど、異国情緒溢れる賑やかな場所のイメージでした。
ところがわたしたちが暮らす谷戸地域は、そんなイメージとは異なり、細い坂道や階段を登った先にある閑静な住宅地。そのたった数十メートルの高低差に、まったく異なる世界が広がっていることに驚きながら、自然の豊かさや、あたたかなご近所さんとの関係性、工夫を凝らせばなんだって生み出せそうな余白にどんどん魅了されていきました。
そして大都会ではうまく見つけられない、個性光る素敵なお店たち。想いをもってお店に立つ店主の人たちとひとたび話せば、自然と顔見知りになり、みんな繋がっていることにも気づく。
このまちの魅力を、ただただ伝えたい。できればここに来て、実感してもらいたい。
そんな想いが出発点になっているのが今回のプロジェクトです。
ご一緒いただける方には、是非このまちの魅力を堪能していただきたいと思っています。そして暮らしの豊かさを一緒に考え、“そうぞう”していただけたら嬉しいです。

[PROFILE]

新卒で都市計画コンサルタントに勤めた後、エリア・施設のブランディング戦略・基本構想、運営等、まちづくりの戦略から実務までを行う会社に勤める。2年前に横須賀へ移住し、谷戸地域で古民家を活用した展示・イベント等を行うコミュニティスペースを運営。各専門性を持つメンバーとともに2025年6月に「やとと」を設立。ローカルに根差し、谷戸の資源に価値を見出すことで豊かな暮らしを“そうぞう”(想像/創造)するvalue-creating companyとして活動・事業を推進中。

企業・団体概要

企業・団体名: 株式会社やとと
設立日: 2025年06月
代表者肩書: 代表取締役
代表者名: 藤原香奈
従業員数:
資本金:
売上高:
事業内容: 谷戸地域を起点にローカルに根差し、谷戸の資源に価値を見出すことで、豊かな暮らしを“そうぞう”(想像・創造)するValue-creating company

・リサーチ、構想/コンテンツ開発、空間/使い方のデザイン
・企画・制作、商品開発、施工
・運営、仕組みづくり
業種: サービス業
WEB: https://yatoto.net/
所在地: 神奈川県横須賀市汐入町3-20-4

コーディネーターより

GOOD ONE
伊藤 潤子
坂道の先に初めて「問室」を訪れたとき、その空間に流れる時間のゆるやかさに驚きました。

藤原さんは、地域の課題を自分らしいペースで、でも丁寧に、人と場所を耕していくような方です。
問いを重ねることで、小さくても本質的な変化を生み出す。そんな姿勢が、谷戸という土地と響き合っているように感じます。

今回立ち上がる「宿」は、単なる民泊ではなく、そんな彼女たちの歩みを受け継ぎ、外からの人が「このまちの暮らし」に少しだけ触れることができる入口です。誰かの日常にとって当たり前すぎて見過ごされてきた風景や営みに、遠くから来た誰かが感動する——そんな出会いが生まれる可能性が、この場所にはあります。

地域課題に真正面からぶつかるのではなく、「人が関わる余白」をつくること。そのやさしい発想こそが、今の地域に必要な関わり方かもしれません。

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