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【フクシマックス】被災地の人手不足を解決!AIによる無人レジのエンジニアに関する人事の壁打ち役を募集!

株式会社AIBOD

プロジェクト概要

AIの画像認識により、無人レジを実現!人手不足を解決しつつも、レジのメンテンナンスするエンジニアを円滑に採用するために、人事策を検討しながらエンジニア募集に向けた広報を一緒に考えてくれる方を募集!

※本プロジェクトは、福島12 市町村における副業を通じた起業家創出プログラム「フクシマックス」に参加を希望される方を対象にしております。プログラムの詳細は下記の公式HPよりご確認ください。
▶フクシマックス:https://yosomon.jp/fukushimax

自己紹介と事業紹介

当社は、日々進化していくAI技術が中小企業や地方でも活用できるようサポートを行っています。代表は元々大手のIT企業でハードウェアエンジニアとして従事していました。その中で大学と協働したプロジェクトに参画した際、大学での活動の限界を感じ、より地方や中小企業に寄り添った事業を行いたいと起業しました。スタートアップとして、様々な起業支援プログラムに参加する中で、福島県が主宰する「Fukushima tech create」に参画し、福島県でも事業を行うきっかけとなりました。その中で、AI技術を持った「BAITEN STAND」というサービスを提供しています。このサービスは24時間稼働できる無人レジです。従来のレジは、商品をバーコードを登録しなければなりません。BAITEN STANDはAIの画像認識により瞬時にどのサービスか判別することができ、陳列の度、バーコード登録をする必要がありません。バーコード登録が必要ではないことから10個入りのお菓子の1つだけを売るということも可能です。また、設置コストもセルフレジより安価であり、簡単・人手いらず・安価という3拍子がそろっています。被災地で人手が少ない状況の中で、レジに人を置かなくても小売・販売ができるのが強みです。オフィス・公共施設・ビジネスホテルなど、被災地で本サービスを活用するクライアントが増え続けています。BAITEN STANDのように、地域や中小企業が抱える課題をAI技術で解決してきたいと思い、日々活動しています。

副業人材を募集する理由

今回、関わってほしい事業は、BAITEN STANDの普及に関するプロジェクトです。BAITEN STANDは、レジで人を常時配置する必要がなくなりましたが、機械でもあることから定期的なメンテナンスが必要になります。そのメンテナンスをするスタッフ不足に陥っており、ニーズがあるものの回す人がいないというジレンマが起きています。常時レジに人を配置するよりコストを削減できるのですが、メンテナンスのエンジニアの採用計画まで力がまわっておらず、スタッフを効果的・効率的に採用できるよう人事募集における壁打ちとそのための広報ツールを整備してくれる方を募集します。フルタイムだけでなく、パートタイムや隙間時間でも働けるような人事システムを構築していきたいと考えてます。当社だけでなく、他の被災地でも人手不足の問題が起きています。パートタイムや隙間時間で雇用するスタッフについては、同じ被災地で活動している企業と共に採用することで、被災地でも十分に生活できるよう、将来的に地域で人を雇うような仕組みの構築も目指しています。

具体的な業務内容

 被災地における「地域ぐるみ」での採用・人材育成プロセスを構築していければと考えています。副業人材に期待することとして、採用の方法や仕組みに向けて構想を言語化・見える化していただければと思います。そうしたプロセスの整理や人事経験がある方に参加いただけると大変ありがたいです。
 地域課題としては、若者が訪問しつつも、被災地で活躍するプレーヤーまでになっていない部分があります。成果を生み出せないまま、被災地の企業を転々としている若者が多く、務めては辞め、特に成長せずに、他の企業に転職を繰り返すという悪循環が生まれていると思います。当社の業務量的にフルタイムの仕事量ではないため、パラレルワーカーとしてこうした若者が、被災地で成長し、生計を立てられる仕組みづくりが被災地で必要であると感じています。
 具体的には以下のステップでの業務を想定しています。

〇ステップ1(開始~1か月):代表へのヒアリングおよび人事案へのディスカッション
 代表から想いや人事計画についてヒアリングをしていただければと思います

〇ステップ2(1~2か月):人事・採用計画のコンセプトの言語化
 ステップ1でヒアリングした内容を元に、どのような人材スキームがつくれるか、ポンチ図やロジックモデルを一緒に作成いただければと思います

〇ステップ3(2~3か月)広報ツールの作成:
ステップ2の内容を元にコンセプトメイクや広報ツールなどビジュアライズのお手伝いを頂ければと思います。
 
なお、協議のうえ上記業務以外にも、参加される方のニーズに合わせてプロジェクト内容を調整していきたいと思います。

私たちがつくりたい社会/未来

自社については、被災地の事業において人手が足りておらず、機会損失が起きています。今回のプランが形になり、人材が参画することで、こうした課題を解決できると考えています。被災地自体については、前述のとおり、若手人材が育たず、人材が定着せず、当社のように多くの企業が人手不足が起きており、地域ぐるみで人材を育成・雇用する仕組みができれば、、被災地のイノベーションや復興につながると感じております。

募集要項

事業のテーマ
  • IT・テクノロジー
  • 地域活性化・まちづくり
  • 人材育成
役割・スキル
  • 広報・PR
  • IT・システム開発
注目キーワード
  • CSV・企業による社会課題解決
  • ブロックチェーン・NFT・DAO
  • 共創・協働・コレクティブインパクト
価値観・カルチャー
  • スタートアップ・ベンチャー・成長志向
  • 社会的インパクトを追い求める
  • 社会システムをつくる
契約期間
  • 6ヶ月
期待すること 目標として、採用に向けた広報ツール(パンフレットや求人票など)のコンテンツ案・アイデアが生まれている状態が理想的です。少なくとも、採用に向けたポンチ図やロジックモデルが期間中に作成できるとありがたいです。
募集する人材像、スキル ・採用や人事の経験がある方
・ヒアリングから言語化やビジュアル化するスキルがある方(例えばコンサル経験者)
勤務スタイル 活動期間中1回は現地MTG・週1回程度のオンラインMTG
赴任交通費 本人負担
謝礼 月額 15,000円
マッチングプロセス 本プロジェクトは「福島相双復興推進機構 福島12市町村における兼業・副業を通じた起業家創出モデル実証事業」の一環で、運営事務局のNPO法人ETIC.が募集をしています。フクシマックスは、福島12市町村の経営者の新規事業に副業として関わりながら、将来的に福島県で起業する力を身につける実践型のプログラムです。応募前に必ず公式サイトをご覧ください。
▷HP:https://yosomon.jp/fukushimax
【マッチングまでのプロセス】
1.公式サイトの確認
参加費や福島12市町村にて実施するプログラムのスケジュールについて、ご確認をお願い致します。
▷HP:https://yosomon.jp/fukushimax
2.本ページから申し込む
「エントリー」ボタンよりエントリーください。
3.書類選考
エントリー内容より、書類選考をさせて頂きます。
担当コーディネーターより選考結果をメールにてお伝えいたします。
4.担当コーディネーター面談(Zoomを使用)
プログラム担当コーディネーターとの面談を実施します。
エントリーの経緯などをお聞かせいただきます。
5.企業面接(Zoomを使用)
受入企業、担当コーディネーターとの面接を実施します。
※後日、合否のご連絡をさせて頂きます。
その他 2025年9月19日(金)
※マッチングが成立次第、募集終了となります。

代表メッセージ

代表取締役
松尾久人
「先端技術を役に立つもの、便利なものとして提供する。実用化する。」ということが当社のミッションです。様々な地域で実証実験をできますが、原発事故で0になった場所だからこそ、AIのような次世代システムを試す場としてチャレンジする価値があると考えています。被災地にはまだまだ人が戻ってきていませんが、だからこそ、人手不足を解消する一つの方法としてAIがあると思います。そうした部分で共感していただける方がいれば、是非一緒に活動できれば幸いです。

[PROFILE]

1998年九州大学大学院博士後期課程中退。同年日本アイ・ビー・エム株式会社にて開発部門に所属、サーバーの基板設計からストレージ製品の大規模半導体チップの設計までのハードウェア開発や、仮想化サーバー群の技術コンサルタントに従事し、2014年退職。同年文部科学省COI九州大学拠点にてリサーチフェロー、事業化推進グループ・リーダーとして都市OSのビジョンとアーキテクチャーの設計に従事、2018年退職。2016年現株式会社AIBODを設立、新しい技術を使える技術へ、幅広くAIを活用する社会へ、活動を開始。2018年ブランド品判別と真贋判定サービスを目指した株式会社メキキ共同創業、2019年量子コンピュータのQ-LEAPフラッグシップである理化学研究所の客員主幹。近年、AIBODにてエッジAI、組み込みAI向けにコンパクトAI搭載製品を展開しており、ルネサスのAIチップRZ/Vのエコパートナーとして「半導体+AI」を推進している

企業・団体概要

企業・団体名: 株式会社AIBOD
設立日: 2016年02月
代表者肩書: 代表取締役
代表者名: 松尾久人
従業員数: 6名
資本金: 42292000
売上高:
事業内容: ソフトウェア・クラウドサービスの企画・開発・運営および販売
業種: IT
WEB: https://www.aibod.com/
所在地: 福島県双葉郡大熊町大字下野上字大野116-5

コーディネーターより

特定非営利活動法人コースター
坂上英和
AIBODさんは被災地で小売業の人手不足という問題にBAITEN STANDという革新的なサービスでチャレンジされています。「電子決済で十分では?」という声もあると思いますが、複数の商品を購買する際、一つ一つ値段を入力して会計するのは手間かと思います。画像認識で一目で商品が判別されるシステムを安価で導入できるとうのは魅力的です。その一方でメンテナンスできる人材をどう増やすかという課題もあり、この部分が解決されるとこれから伸びていくビジネスであると思います。そういった部分で興味ある方は是非、ご参加ください。

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