みんなが持っている「タコ」の先入観を変えるにはどうしたらいい!?
「活蛸の炙り焼き」の販売戦略を私と一緒に考えてくれる、マーケティング戦略チームの一員になってください!
■自己紹介
みなさんはじめまして、今回のプロジェクトオーナーの高橋です。
私が生まれ育った石巻市雄勝町は、天然の好漁場として古くから養殖業が盛んな自然豊かな水産の町です。この町で生まれ育った私は東京の大学を卒業後、修行も兼ね東京の食品商社に入社、3年前に家業であるマルカ高橋水産に入社しました。結婚したばかりの奥さん(東京出身)を連れての決意の帰郷でした。
決意というと大げさかもしれませんが、実は家業を継ぐのか迷った時期もありました。しかし2011年のあの日をきっかけに、家業を継ぎ、雄勝町に帰ることを決めたのです。
現在は、毎朝私自身が工場現場に入り、ほぼ一人で営業し、会社全体の管理をしており、おかげさまで当時5億円だった年商は約7億円まで伸びています。
■自信を持って作る「活蛸」の商品たち
「活蛸の炙り焼き」は当社の主力商品として、売り上げの大半を占めています。前職の仕事柄これまで様々な水産加工商品食べてきました。手前味噌でお恥ずかしいですが、自社の製品を超える「蛸」に出会ったことは一度もありません。
自分たちで誇りを持てる商品を作っている自負があります。このまま私一人で引っ張っていけば年商10億まで延びるという予測がつくほど商品力には自信を持っています。しかし、一方で限界も感じています。
よりよい人材を採用し、任せられる人材を各部署に置くことができるのであれば、売り上げはより伸びるという確信があるからこそより一層感じているのです。
■「蛸」に対する先入観を打ち破る
日本人はタコが大好き!みなさんも普段から食べる機会って多いですよね。なので「タコ」の味、食感ってほぼみなさんの脳裏に刻み込まれていると思います。
実はここが私たちにとって一番の「難題」になっているのです・・・・。
現在国内で食べられている「タコ」の多くがアフリカなど海外からの輸入モノが中心です。もちろん美味しい「タコ」に変わりありません。
一方で私たちが扱う「活蛸」は、北海道などで水揚げ後、活きたまま雄勝で保管。輸入品の様に冷凍せず、ノンフローズンのまま加工の直前に締めて出荷しています。取り扱いが難しい反面、食べた時の食感、味わいの深さは全く別物!と思ってもらえるほどです。まさに「食べればわかる!」ものなのです。
実際に食べて頂いた方のリピート率は高く、当社自慢の一つでもあります。
また、近年では「活蛸」は漁獲量が減っているきているため、当社でも2、3年前よりも1Kgあたり200〜300円は高くなっているという状況もあり、販売価格への影響も大きくなっています。
■このサイクルを変えるためのマーケティング戦略つくり
⇒味・食感のイメージが根強いため違いを理解してもらえない
⇒値段が高いため購入前になかなか手に取ってもらえない
⇒結果、食べてもらえないので良さ・違いが伝わらない
というサイクルをどうやって打破していくかを考えていく必要があるのです。
値段だけで購入されるのではなく、当社のストーリーや開発の思いなどを確実に伝えていきたい。「活蛸」の本当の美味しさをもっと伝えたい。
そのため、販売戦略を練り上げていき、ECサイト・通販サイトの活用、親和性の高い販路はどこなのかを掘り下げていきたいと考えています。
■マーケティング・販売戦略策定のチームメンバーになってください
今回はマーケティング戦略の着手を最優先に考えています。自社の強みを見直し、言語化し、セグメントを決める。この作業を一人で行うのは困難です。コンサル会社などプロに委託する手もありますが、経営者となる「私」が自発的に考えていかねばと持っています。GYOSOMONの方には時にはコーチ役、時にはメンター役として、何より一緒に戦略考えていく仲間としてお力をお借りしたいと考えています。
【STEP1~自社、商品を知ってもらう】
マルカ高橋水産のこと、活蛸の炙り焼きの美味しさ、を知ってもらうところからスタートしてください
※新型コロナ対策を行った上で一度はみなさんに雄勝にお越しいただきたいと考えています。
【STEP-2~分析をおこなう】
3C、4P、ポジショニングマップ、VRIO分析などなど一緒に自社・商品の強みを分析して勝ち筋はどこか、何をアピールすべきか引き出してください
【STEP3~強みだし・プラン作成】
当社の「活蛸の炙り焼き」を誰に、何をアピールして、どうやって情報発信するのか。より具体的にし、実行プランに落としていきたいです。
現場視察、ツールの選定、ビジュアル、運用の仕方など、戦略作成後にすぐアクションに移せるプランを一緒に考えてください。
【STEP4~実行:半期後以降】
2月に何かしら、実証実験を行いたいと考えています。
実は2月中旬~3月中旬に1か月の長期インターンシップを予定していているので参加する大学生に依頼できるプロジェクトに仕上げていけたらと考えています
■雄勝町とともにあり続ける
雄勝町は震災により甚大な被害を受け、当社も旧工場は大きな被害を受けましが、皆様のご協力もあり引き続き雄勝という土地で事業を継続できています。
それは雄勝の地が「活蛸」を主要商品とする当社にとっては無くてはならない土地だからという利用があります。
「蛸」を生きたまま保存するには水温管理が必須です(8℃以下になると死んでしまうためです)そのため大事なのは地下水。
雄勝は良質な地下水が豊富であるため、業務で大量に使う水を確保することができ、かつコスト面でも大きなアドバンテージを持っているのです。
活蛸をノンフローズンで仕入れて出荷するためには雄勝町から出るということも考えられませんでした。
また、震災が起こってもなお会社に残ってくれた従業員の雇用維持を続けたいという想いも強くあります。
事業のテーマ | |
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役割・スキル | |
注目キーワード | |
価値観・カルチャー | |
契約期間 | |
期待すること |
❖自社、商品の強みを引き出し、差別化ポイントを明確にする ❖ターゲッティング、販路の割り出し ❖実行していくために必要となる「事項」の洗い出し ❖GYOSOMONそれぞれの居住地近くの売り場視察 ❖実証実験(インターン生に託す)内容を固める |
募集する人材像、スキル |
<求めるスキル> ・営業、マーケティングに関する仕事をしている ・ネット広告、SNSマーケティングなどの経験がある ・ECサイト運営に関する知識、経験がある ・マーケティングの勉強している <人柄・タイプ> ・プロジェクトに一緒に取り組むにあたって忌憚なく意見交換が可能な方 ・情報の共有含め、進捗の確認等チーム運営が苦手で無い方 ・決めごとに執着せず、臨機応変に対応ができる方 ・何より食べることが好きな方! 決して「プロ」でなくて大丈夫です。スキル以上に「人柄・タイプ」が合う方来てくれたらうれしいです。とにもかくにも一緒に創り上げていくワクワク感を共有してプロジェクトに取り組める方大歓迎です! |
勤務スタイル |
月2~3回程度のオンラインミーティングを予定。 他はそれぞれの空いた時間、使える時間を貸していただければと思います。 普段のコミュニケーションはslack等のグループチャットツールを使用します。 プロジェクト開始後、メンバーの皆さんと雄勝町で合宿キックオフができたらと思います。尚、時期については感染症拡大の状況を鑑みてご相談の上決めたいと思います。 |
赴任交通費 | 要検討 |
マッチングプロセス |
【STEP1】事務局のフィッシャーマン・ジャパンが1次面談を実施(オンライン) 【STEP2】プロジェクトオーナー、事務局の3者で面談を実施(オンライン) 基本的にはご応募いただいた方と個別にご説明、面談をさせていただます |
その他 |
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