京都の伝統産業である「京銘竹」の魅力を、より多くの方に知ってもらうために、竹の素材を最大限に活かした新商品開発をターゲット設定からご一緒いただける方を募集します!
当社は、京都府大山崎町と亀岡市に工房を構える、1952年創業の竹製品・竹垣の専門店です。仏閣をはじめ、個人宅や料亭、商業施設、イベントにおける装飾の一つである竹垣・竹製品をフルオーダーで製造しています。初代が立ち上げたこの会社は、京都の伝統産業の一つである、「京銘竹」(※1)を使用した良質な竹垣で高く評価され、会社も拡大しました。しかし、バブル崩壊により消費者の意識が価値から価格へと変わり、伝統産業全般が下火になってしまいました。長岡銘竹も同様に高価格帯の商品を取り扱うことが難しくなりました。そのような中でも同業者の期待に応えるため、ひたむきに技術を磨き続けました。 その結果、歴史ある寺院仏閣の竹垣修復工事や、商業施設、老舗料亭での内外装の依頼が増え、技術を認められるようになりました。
竹にかかわる国家資格は3つあり、その3つの一級資格を取得している者は日本でで二人だけですが、2代目がその1人であり、確かな技術力を有しております。
3代目となった現在は、竹垣の需要が減少する中で、「竹そのものの美しさ、しなやかさ、そして機能性を知ってもらいたい」との思いから、竹垣に限らず、工芸品やインテリア用品の制作から、竹を斬新に使用したQR コード®(※2)の制作、竹箸や竹籠を作るワークショップなど、これまでのものづくりにとらわれない新しい挑戦を国内外で続けています。
これらの商品の中には、竹に漆を塗ったり、金箔を付けるなど、業界を越えたコラボレーションから実現した物もあります。
当社だけではなく、地域全体、業界全体が盛り上がる事を目指して取り組んでおります。
※1 京銘竹:京都で取れた竹の全てが京銘竹ではありません。京銘竹は京都の竹林で竹を育て、美しく加工された竹のうち『白竹・胡麻竹・図面角竹・亀甲竹』を指します。竹の成長段階から手を加え、伐竹後もかげぼししたり油ぬきしたりと、それぞれ時間と手間をかけてつくられています。京銘竹は京都府や京都市の指定工芸品となっており、様々な商品が作られております。
※2 「QR コード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です
我々は、竹の魅力をより多くの人に知ってもらいたいという強い思いから、新しい挑戦を続けています。しかし、現在、竹素材を活用した商品開発は代表中心に行っているため、さらなる成長のためには社員にも商品企画に携わってもらい、いずれは任せたいと考えています。
その一方で、会社として商品開発のノウハウが十分ではないことや、社員=職人のため、商品開発に関する知識や経験がないなどの課題があります。そこで、副業人材を導入することで、外部の視点から新しい竹の魅力を引き出し、また一緒にターゲット設定から商品開発に関わってもらうことで、社員の育成も進めていきたいと考えています。
さらに作った商品の魅力をどの様に伝えて行くかという事も課題となっております。商品の開発ストーリーなど、背景まで伝える事で、今まで接点のなかった人にも商品の本当の魅力を知っていただきたいと思っております。
その為にも、今回は商品の事をしっかり伝えて行ける、クラウドファンディングによる販売を行いたいと考えております。販売の事まで意識をした商品開発を行う必要を感じており、この点も、副業人材を募集する理由の1つとなっております。
京銘竹を使った、竹の素材や魅力を活かした商品開発を一緒に行っていただきたいと考えています。
1、企業理解・現状把握
長岡銘竹や竹の特徴について理解・把握いただきたいと思っております。
長岡銘竹の魅力は何なのか、竹にはどんな特徴があるのかをインプットいただき、新商品のイメージを膨らませてもらいたいと思います。
2、商品開発
弊社スタッフと共に、商品のアイデアを形にしていただきます。
商品のアイデア出しを行い、ターゲット設定や、どんな魅力が伝えられる商品なのかを考え、商品コンセプトを設定いただきます。
3、モックアップ
有効な案から何点かモックアップを作り、実現性を検証いただきます。
4、魅力の整理
今回の新商品はクラウドファンディングでの販売を考えております。
クラウドファンディングでのPR出来る点、ストーリー性等を一緒に整理いただき、魅力を伝えて行きたいと思います。
「世界中の一人でも多くの方に『竹』で笑顔になってもらいたい」
~With Bamboo 竹と共に・・・~
日々竹を触っていると、竹は本当に素晴らしい素材だと感じます。竹林で悠々自適に立ってる姿には凛々しさがあり、青々とした見た目には清涼感があります。見た目だけでは無く、器やカゴや垣や工 芸品などあらゆる“モノ”に生まれ変わる。消臭効果や抗菌作用もあります。そんな素晴らしい素材が「竹」で、竹には他の素材には無い特別感があります。
竹は昔から日本人の生活には欠かせない素材で、もともと日用品としてたくさん利用されていました。しかし日用品だった竹も昨今様々な素材に置き変わり、その姿を見る事も少なくなったように思い ます。利便性やコストを追求してきた結果、地球環境に対して悪影響が出てきているのは確かです。今、脱プラスチックの実現のため、代替素材のひとつとして注目を集めているのがカーボンニュート ラルな素材である「竹」です。竹はプラスチックと違い、役目を終えたあと土に還る素材なのです。この循環こそが持続可能な素材として今求められていると考えます。
こうした素晴らしい素材である「竹」の魅力をより多くの人に知ってもらうことで、古くは日本人にとって身近な存在だった竹が、再び生活の中に当たり前にある世の中にすることと、心和む竹製品を 作り続けることで、世界中の一人でも多くの方に『竹』で笑顔になってもらいたいと思っています。
事業のテーマ | |
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役割・スキル | |
注目キーワード | |
価値観・カルチャー | |
契約期間 | |
期待すること |
竹の魅力を知っていただき、その魅力が伝わる新商品の開発を行いたいと思っております。竹職人がどうしても少なくなっておりますので、若い竹職人に副業人材との商品開発を経験してもらい、今後に活かしてもらいたいと思っております。 また、クラウドファンディングを行う予定の為、商品の魅力を文章化するサポートもお願いしたいと思っております。 |
募集する人材像、スキル |
【必須条件】 ・商品開発~販売までの知識・経験がある方(個人向け商品の開発経験がある方) ・柔軟な発想・考え方をお持ちの方 【歓迎条件】 ・BtoCマーケティング全般に知見のある方 ・クラウドファンディングを使用して販売した経験がある方 |
勤務スタイル | ・週1回程度のオンラインミーティング |
赴任交通費 | 要検討 |
謝礼 | 月額 30,000円 |
マッチングプロセス |
応募フォームから必要事項を送信 ▼ 書類選考 ▼ オンライン面接 |
その他 |
企業・団体名: | 長岡銘竹株式会社 |
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設立日: | 1966年09月 |
代表者肩書: | 代表取締役 |
代表者名: | 真下 彰宏 |
従業員数: | 5名 |
資本金: | 10,000千円 |
売上高: | |
事業内容: | 竹垣および竹工芸品製造 |
業種: | 製造業 |
WEB: | https://nagaokameichiku.com/ |
所在地: | 京都府乙訓郡大山崎町円明寺海道19 |
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