【フクシマックス】山林や農業の復活ための右腕として一緒に再生計画を構想・リサーチ・管理してくれる人を募集！

当社は飯舘村を中心に東日本各地で、金属研磨やさび落としを含めたメンテナンスを行うブラスト加工の事業をしてまいりました。社長自身、飯舘村で生まれ育ち、村の復興に向け、村議会議員としても活動しています。本プロジェクトは当社の事業とは別に、村の復興を促進するために受入先となります。

今回は
①村の林業の再生
②村の農畜産業の推進に向けてのリサーチ
の2プロジェクト（いずれかだけでも可）を募集します。

具体的な内容としては、①村の林業の再生では、村の大半占める山林の保全と活用に向けた新事業の立ち上げです。現在、村の森林組合が奮起しており、山林の間伐に取り組んでいます。山林の保全には、間伐の他、植林、林道の整備が重要となります。間伐は少しずつ発注できる企業が増えてきていますが、植林や林道の整備を担う企業は数える程度しかいない。また県の事業で木こりの養成アカデミーが行われていることから、事業マッチングの可能性はあるのですが、組合も手一杯でその業務を担える人がいるだけで、林業の再生がぐっと進みます。

この課題を解決するためにも、当社がマッチングのサポートを行っていきたいと考え、その計画や資金計画を含めたリサーチや提案を一緒に行ってくれる方を募集します。また、その他、村の農業でも同様の課題を抱えており、林業以外でも農業の面でもサポートいただける方がいると嬉しいです。

飯舘村では、震災の復興に向けて新たなチャレンジをたくさんしており、政策としての提案もしていますが、実際に政策や事業の実現に向けた計画の策定や村の事業者のディレクションをする人が圧倒的に足りていません。例えば、林業にしても森林組合が奮闘しており、木こりの担い手の育成をしていますが、実際に組合から発注する先やその管理をする人がおらず、仕事が進まないという状態も起きています。そのような交通整理や中長期的なロードマップを一緒に描く旗振り役をサポートする人材を求めています。

〇林業やたい肥の事業に関わらず、村の事業者のヒアリングや業界・市場調査などのリサーチをまず行っていただきたいです
〇リサーチの内容に基づいて、事業計画の立案やヒアリング内容の可視化（※）を行っていただきたいです。

※可視化のイメージでは、例えば、農家のたい肥量を調査して、マップ上でその量を見やすくするなどのものです。

農業や林業は福島第一原発事故の放射線の影響から手を付けずにいました。ようやく森林での作業もできるようになりました。村の大半が山林であることや帰還率や村内の高齢化から、将来的に手を付けなければいけないが、今後、難しくなっていることが予想されます。その一方で、担い手の育成や首都圏から近いということもあり、様々な可能性を持っている飯舘村でもあります。現場で動く人はいても、その調整をする人がいないのが実状です。その仕組みさえできれば、資源豊富な飯舘村だからこそ、高品質なものが安定的に供給できるとも感じています。震災で避難を余儀なくされましたが、今だからこそ、チャレンジの場がたくさんあります。このチャンスを一緒に形にしてくれる人と出会えることを期待します。