【NAGA KNOCK!】「突破力」があるプロジェクトリー ダーを募集!「和」を 着る・学ぶ・集う 全てを支えるライフスタイルカンパニーが挑むきもののリユース・リサイクル新規事業

株式会社たちばなは、1954年に長野県鬼無里村で松屋洋品店として創業、1974年に長野市に橘きもの学院・橘和裁センターを開設、1979年に株式会社たちばなを設立し、長野、松本、上田、佐久、諏訪、飯田など、長野県内に店舗を拡げてきました。
高齢層に偏りがちな客層を、３世代ファミリーに拡大するための施策として始めた、フォトスタジオを併設した複合店舗事業は、業界でも注目され全国の呉服店から問い合わせが殺到。衰退の一途をたどるかと思われた呉服業界に革新をもたらしました。
日頃から深い信頼関係に結ばれた顧客に支えられ、北は北海道から南は東海エリアまで次々と店舗出店を続け、
総合呉服店「たちばな」を18店舗、ヤングマインドを取りこんだ新業態きもの店「あかしろき」を3店舗、フォトスタジオ「シャレニー」を16店舗と、全国に展開をしてきました。
さらに昨年は、「きもの初心者（ゼロ）をきもの愛好者（イチ）に変える」新業態きもの店「ぜろいち」１号店を東京に出店、全くの新ジャンルとなる福祉事業として障害者向け共同生活援助施設「グループホーム・ピア川中島」を開業。
どんな時も、現状に満足することのない起業家精神で、新しい事業にチャレンジしています。

■振袖利用実績地域No.1の総合呉服店「たちばな」
https://www.tachibana-group.co.jp/
■ヤングマインドを取りこんだ新業態きもの店「あかしろき」
https://www.akashiroki.jp/
■フォトスタジオ「シャレニー」
https://www.shaleny.com/
■「きもの初心者（ゼロ）をきもの愛好者（イチ）に変える」新業態きもの店「ぜろいち」
https://www.instagram.com/zero_ichi_musashikoyama/
■福祉事業として障害者向け共同生活援助施設「グループホーム・ピア川中島」
https://www.tachibana-group.co.jp/service/piakawanakajima

私たちが販売している着物という商材は、反物から1着ずつオーダーメードでお仕立てするので、1着ずつの単価が高額になります。1度仕立てた着物は、娘、孫と受け継がれてゆく、日本の文化という側面もあります。
しかし、日本人のライフスタイルの変化による着物離れと、近年、日本人の体形が大型化したことにより、着ることができなくなくなった小型サイズの貴重な着物が多く存在しています。やみくもにパッチワークをすると重くて着られないものになってしまうという技術的な課題もありました。
我々は、新しい着物を販売していく一方で、消えゆく日本の文化財ともいえる高級着物がきもの中古市場へと並び、大量に処分、廃棄されていく現状を憂いていました。

そんな中、処分される着物をリメイクし、再度日の当たる場所に登場させたい、着てほしい、と願う、リメイクアーティストと出会い、
中古市場にある再販の可能性が低い小型サイズの着物を２枚使い、機能性とデザイン性を兼ね揃えた新デザインのリメイクきものを開発することができました。
このリメイク着物をメイン商品として、リメイク着物の事業を立ち上げたいと思います。

現在、商品企画、メーカーとのやりとりは商品部が、プロジェクト進行の総合的な事務サポート・事業再構築補助金の申請等は新規事業担当者が、そして社長が一丸となり取り組んでいます。
新業態作りという場面には、既存の販売では全く思いつかなかったような、新しいアイデアを盛り込んだものが求められるはずです。
そのため、本プログラムにおいては、プロジェクトメンバーが持つ豊富なリソースを生かし、事業全体を駆動するプロジェクトマネージャーを募集します。

リメイク着物事業は、専門店を立ち上げることができればベストと考えておりますが、既存店のインショップとしての展開も可能と考えます。
週に1度程度のオンラインでのミーティングと、月に1度程度の訪問を中心に、以下の2点に取り組んでいただきます。

下記にて求めている部分は多いのですが、一つだけ挙げるとすれば「突破力」です。
話し合いながら一緒に楽しくチャレンジできる方をお待ちしております。
是非、お気軽にご応募ください。

■プロジェクト全体の共通イメージの策定
共創に向けて、まずは弊社の現状把握と特徴を理解いただき、新業態ショップ検討に向け、可能性を拡げるような事業の方向性を明らかにします。
その上で、プロジェクト全体に必要な予算・設備・工程・スケジュール、目的やビジョンを明確化し、新規事業の全体像を資料に落とし込み、チーム全体のイメージを共有します。

■プロジェクト計画の全体スケジュールのマネジメント
プロジェクトリーダーがボールを持ち、定期ミーティングを通して、メンバーのタスク実行やアイデア立案を促し、お互いにフィードバックできる場を設計します。より実現可能で具体的な提案・意志決定から、関係各部署との連携・調整などを行い、実行へと移します。

その他以下のスキルを持っていたり、以下の業務に取り組んだことがある方をお待ちしております。
マーケティング力・デザイン力・集客力・新業態ショップの業務フロー等の検討

なおプロジェクト終了後の関わり方について、初回面談時以降、PJミーティングを進めていく中で、自然に決定していくのが望ましいと考えています。

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※本プロジェクトは、ながの起業家創出プログラム「NAGA KNOCK!（ナガノック）」の一環として実施しております。エントリーはNAGA KNOCK!公式HP上よりお願いします。
▶NAGA KNOCK!公式HP：https://nagaknock.etic.or.jp/project
※YOSOMON!サイト上の「エントリーする」ボタンからエントリーはできません。

このリユース、リメイク販売プロジェクトは、日本の文化を見直し、SDGｓに貢献する事業になると思います。
これまで着物の売上アップこそが正義と考えてしまい、過去に販売したが、今は着られなくなった着物には目を背けてきた、私たちも含めた呉服業界があり、一方には、一見、中古品流通市場を確立しているかのように思われるが、リサイズ不可能な滞留在庫を大量にかかえたままのリユース市場があるわけです。
これら両方の市場に風穴を空け、本当の豊かさとは何か？を問いかける新市場を作り出したいと思います。
「常にお客様目線で」「他にも我々にお役立ちできることはないか」「時代のニーズ、ウォンツを見つけ」「新しいことにチャレンジする」
今回取り組む新規事業は、きものの「たちばな」のイメージを覆すような大胆なものではなく、いかにもきものの「たちばな」らしいものになりました。
「きもの」というと「高級品」というイメージがありますが、一方では「半額でいいよ」というような「安売り」イメージの着物屋も存在します。私たちは、それらのどちらでもない「真ん中」の「高品質で適価」な「良心的な」着物屋を目指しており、そんな事業を長野から作っていきたいと思います。