茨城県
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【茨城×ART】額縁屋と創る!茨城アート情報発信メディアの担い手募集!

千洲額縁株式会社

プロジェクト概要

積極的な作家支援やギャラリー運営を手がける額縁メーカーで、茨城のアート情報とよりつながってもらうためのWEBメディアを生み出す担い手を募集します!

自己紹介と事業紹介

当社は、絵画などの額縁を製造販売する会社です。創業は父親の代からですが、2002年に茨城県稲敷市に工場を構え現在に至ります。メインとなる額装では、表装といわれる和紙、裂地の取り扱いの技術向上のため表具組合に参加。額縁の製造分野では、額縁の由来ともいえるイタリアの古典技法の習得実践など、現在の美術界隈のジャンルを超えた多様な表現に柔軟に対応できるように努めています。当初は画材店への卸売販売を中心でしたが、時代と共に作家への直接販売へ営業の形が変わりました。その中で、作家との関わりがより直接的になっていき、製作品もオーダーメイド品など作家支援に寄っていきました。現在は油彩作家への額縁製作、美術家への木製パネル、額装、麻紙などへの裏打ちや、表具仕立て、展示台制作、搬入代行など多岐にわたる支援をしています。海外梱包発送、展示インストールなど今後もより深く作家の支援をできるようにしようと考えています。

副業人材を募集する理由

近年、額縁などのモノを作ることを超えて、美術館、ギャラリーでの作品設置など作家の表現の本質を世の中に見せる上での様々な事象が額縁と同じ意味合いと考えるに至り、製造以外の様々な作家支援を始めました。その一環で、2023年にはつくば市にてgalleryの運営をはじめ”場の提供”にも取り組み始めました。ギャラリー運営の中で、未だに「地方におけるアートの存在感の薄さ」を認知しました。茨城県は他県に負けないほど豊かな文化の土壌、歴史、実践があり、現在分断されたそれぞれの活動(情報)を繋ぎ合わせて、この茨城でのアートの存在を市民が再認識できるような仕組みを作りたいと考えました。その具体的な手段として茨城のアート情報を一元化してWEBなどを駆使し、広く周知できる方法を一緒に模索する人材を求めています。この取り組みは、茨城の作家を額装することと同義と考えています。

gallery neo_/ senshu:https://www.instagram.com/galleryneo_senshu/

具体的な業務内容

【STEP1】茨城アート情報の現状の把握と整理
茨城のアート情報について私自身でさえも展示情報にたどり着くことを逃がすことが多く、どうにか問題を解消して、見逃すことがないようにしたいと考えています。それに加えて今まで美術の展示などに関心が向いていなかった層に見に来ていただくきっかけを作りたいと考えます。ローカル(地方)で開催されている展示でも素晴らしいものがたくさんあります。この現状と感覚に共感し、どういった方策があるのかを議論し、整理し、アウトプットの形を模索していただきます。

【STEP2】情報伝達を具現化する
現状、茨城県域で展示を行っている多様なスペースの情報と、それぞれの企画の意図や、作家の考えていることなどを、記事、情報化してWEBで繋げて共有できるようにしたいと考えています。STEP1の情報を元に、様々な層へ茨城アート情報を届けられる媒体の立ち上げをしていただき、ツールとして利活用可能な状態を目指したいと思います。

※本プロジェクトは「令和6年度つながる茨城チャレンジフィールドプロジェクト」内「iBARAKICK!」の一環として実施します。https://ibarakick.etic.or.jp/

私たちがつくりたい社会/未来

「ローカルの美術の自立」

東京に作家も鑑賞者も一極集中するアート界の現状を感じています。本プロジェクトを通して、展示やアートイベントなどを企画するプレーヤー、場を繋げることで、対流を促し、まだまだ少ない美術の鑑賞者を増やすことに寄与できると思います。一人の鑑賞者がなるべく見逃さず多くの展示を見れるようにする。見る人が増えることで展示をする場も増えることが、弊社にとっても仕事を見てもらう場になります。自治体の垣根を超えて、作家や鑑賞者が中心となった茨城のアート情報の発信から、”東京ではない地域での対流”をおこしたいと考え、このプロジェクトはその装置になると考えます。
ぜひ思いに共感し、参画してくださる方をお待ちしております。

募集要項

事業のテーマ
  • 文化・伝統産業
役割・スキル
  • IT・システム開発
  • 企画・商品開発・プログラム設計
注目キーワード
価値観・カルチャー
契約期間
  • 6ヶ月
期待すること ・茨城のアート情報の現状の把握と分析
・新たなメディアの立ち上げ
募集する人材像、スキル <スキル面>
・WEB制作のご経験や知識のある方
・事業の立ち上げなどのご経験や知識のある方

<人物面>
・アートに関心や想いのある方
・粘り強く対話のできる方
勤務スタイル ・週1回程度のオンラインミーティング
・月に1,2回程度の現地ミーティング
赴任交通費 要検討
謝礼 月額 30,000円
マッチングプロセス 本プロジェクトは、茨城県庁主催「iBARA KICK!」(茨城県からNPO法人ETIC.が受託した関係人口創出プロジェクト「令和6年度 つながる茨城チャレンジフィールド プロジェクト(JOIN US)」)の一環で募集しています。

■iBARAKICK!公式ホームページ(説明会申込もこちらから)
https://ibarakick.etic.or.jp/

【マッチングまでのプロセス】
1.本ページから申し込む
「この求人に申し込む」ボタンよりエントリーください(併願不可)
※エントリーは説明会への参加が完了していなくても、説明会申込が完了次第可能です。

2.書類選考
エントリー内容より、書類選考をさせて頂きます。
選考結果はメールにてお伝えいたします。

3.事務局面談(Zoomを使用)
事務局との面談を実施します。※選考の場ではございません。
エントリーの経緯などをお聞かせいただきます。

4.企業面接(Zoomを使用)
受入れ企業との面接を実施します。ご自身のPRの場としてご活用ください。
※後日、合否のご連絡をさせて頂きます。
その他

代表メッセージ

代表取締役
友田穣太郎
東京依存していると思われがちな地方のカルチャーやアートの分野を再確認し、掬い上げ、繋げることでローカルの都心依存から脱却を試みたいと考えています。ローカル独自の文化を繋げられるようなWEBページを作り、ローカル内の人の対流を増やし、その活動を後押しできるようにしたいと思います。

[PROFILE]

神奈川大学スペイン語学科卒業
父が創業し、2代目として2000年初め頃から事業を引き継ぎました。
作家への直接的な支援やギャラリー運営など額縁メーカーの枠にとらわれず事業を進めています。

企業・団体概要

企業・団体名: 千洲額縁株式会社
設立日: 1972年12月
代表者肩書: 代表取締役
代表者名: 友田穣太郎
従業員数: 6名
資本金: 1000万円
売上高:
事業内容: ◾️額縁製造、木工製品、裏打ち、表装
◾️作家支援
◾️ギャラリーの運営
業種: 製造業
WEB: https://www.senshu-pf.com/
所在地: 茨城県稲敷市柴崎6713-3

コーディネーターより

さあラボ
伊藤歩
代表である友田さんは、茨城の各地にアート関連の多くの人脈がある方です。額縁メーカーの枠にとらわれず、茨城のアート界を盛り上げたいと様々な活動に取り組まれています。かつて茨城でアートに関わっていた、これから茨城でアートをキーワードに活動されたい方はぜひご検討ください!

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