都会人が田舎に移り住みたい、そんなニーズは確かにあり、古民家再生がひとつの解のように見えますが、地域の事情により簡単ではありません。そこで私は「森と蔵」というフォーマットを開発、あなたの企画力でもっと拡大していきたいと思っています。
2012年に新築住宅、リフォーム工事の請負工事をする会社として創業しました。2013年には田舎暮らしの良さを紹介する目的で、不動産の免許をとり、空き家・空き地探し、中古住宅の仲介・販売も始めました。
2023年に移住者ニーズに対する実験として、8棟からなる二地域専用の戸建て賃貸住宅「森と蔵」をオープンし、現在は満室の状況です。
(「森と蔵」HP: https://moritokura.jp/
さて、都会から問い合わせもあり、田舎暮らしを希望する年代はシニア層に多い傾向があります。ただし、本人が購入を希望しても物件を「所有」するとなると、維持管理、リフォーム費用、近所付き合いの煩わしさ、万が一の時の相続など、断念されるケースも多々みられます。実は、中古住宅の販売では、市内在住者の購入の方が多いのが実情です。
このような地方の不動産事情の中で、人口減少、東京一極集中に歯止めのかからない日本にあって、田舎の不動産業として、今後どう生き残っていけばいいのか、どのように新しい事業を展開していくべきなのか・・・?
私の性格からいうと、待っているだけではなく、攻めていくこと、人がやろうとしない挑戦をあえてすることを、日々考えています。「森の蔵」の成功を起爆剤に、もっと面白いことを目指したいと考えています。
「森と蔵」の建設にあたってはそれなりの苦労をしております。
まずは農業が中心の地域特有の、市街化調整区域の制度の縛りです。思ったように用地を探すことはできず、行政とのやり取りにも経験や工夫が必要だと感じています。大規模な不動産事業の開発をしてきたような経験者がいれば、何度となく助けて欲しい局面がありました。
次に、資金の調達です。弊社はふんだんに資金を持ってはいませんので、先立つものを工面するのに苦労しております。銀行の融資だけで開発をすすめるのではなく、もっと幅広く資金調達する方法を身につけなくてはいけないと考えています。この部分でも私はまだ経験不足だと認識しており、その関係に長けた方の助言をいただきながら、学ぶ機会にもしたいと考えております。
そして、なにより地方に顕著な問題点は人材の不足です。万一、特別なスキルを有する人材が見つかっても、正規雇用として従業員にする余裕は零細企業にはありません。今回当プログラムを知り、新しい仕事の進め方に出会い、私自身にとっても意識革命となりました。離れたところから必要に応じた打ち合わせをオンラインで進め、成果をあげていくという、まさに地方の企業が生き残る切り札とも思える、ワークスタイルに感動を覚えました。そして、なにかできる!というどきどきが止まりませんでした。
「東京を世界一の都市へ」という目標のもと、森ビルがデベロッパーとして都市開発を進めるように、「日本一の田舎作り」を標榜し、地方の町の開発をしたいと考えています。
特に観光地化していない、何もしなければ人の寄りつかない地方に、人の集まる新しいコンセプトの「田舎ブランド」を作りたい!
そんな熱い男の手助けをしたい、という人材と出会えることを期待しています。
姿形は違っても、東京の開発も地方の開発もどちらも「再開発」ということができ、都会での手法や考え方は地方でも活用できると思います。
そこで、大手デベロッパーで不動産開発を経験した人材の力を借り、以下のように進めたいと考えます。
・「森と蔵」に住む住民の意識調査などを通じ、この事業を評価
・用地の捜索、検討の際に、特に法律的なハードルを回避するための方法論や事例研究により、より広い視点から用地選定を行えるかスタディ
・必要資金の調達方法を多角的に検討
・大手資本、フランチャイズ展開なども視野に入れた将来プランの作成
・上記検討結果を「田舎ブランド」戦略としてドキュメント化
不動産開発の経験があり、都市計画法、農地法などの法的な知識を有し、かつ地方創生、地域課題を解決したいと考える方を副業人材として希望します。
※本プロジェクトは「令和6年度つながる茨城チャレンジフィールドプロジェクト」内「iBARAKICK!」の一環として実施します。https://ibarakick.etic.or.jp/
この地域は関東平野が筑波山系と出会う場所として、平地あり、山あり、そして桜川という川が流れる地域。古くから寺社が多く建てられ、歴史的、文化財的遺産が多く残る地です。米、野菜、果物といった農作物も美味しく潤沢に実る自然豊かな地域でもあります。
東京から直線でわずか70キロあまり、都会人のための田舎として、十分な価値と可能性をもっているのです。
これから私が推進するプロジェクトの成功が都会から人を呼び込み、少しづつこの地域に活力が戻ってほしいと思っています。
そして、どんな尺度かは別として、何かで「日本一の田舎」と胸を張って言えるよう、この地に貢献したいと思っています。
事業のテーマ | |
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役割・スキル | |
注目キーワード | |
価値観・カルチャー | |
契約期間 | |
期待すること | 二地域専用の戸建て賃貸住宅「森と蔵」を、他の地域にも展開する上での、戦略作成、実施計画を制作するサポート。期間内にそれらをドキュメント化することを目標とします。 |
募集する人材像、スキル |
・不動産開発の経験がある、あるいは興味をもっている方 ・適切な土地の捜索、資金確保の方法などに知見のある方 ・地方生活に興味があったり、地域活性化活動に興味のある方 |
勤務スタイル | 週1回のオンライン会議、月1回の現地ミーティング |
赴任交通費 | 企業負担 |
謝礼 | 月額 50,000円 |
マッチングプロセス |
本プロジェクトは、茨城県庁主催「iBARA KICK!」(茨城県からNPO法人ETIC.が受託した関係人口創出プロジェクト「令和6年度 つながる茨城チャレンジフィールド プロジェクト(JOIN US)」)の一環で募集しています。 ■iBARAKICK!公式ホームページ(説明会申込もこちらから) https://ibarakick.etic.or.jp/ 【マッチングまでのプロセス】 1.本ページから申し込む 「この求人に申し込む」ボタンよりエントリーください(併願不可) ※エントリーは説明会への参加が完了していなくても、説明会申込が完了次第可能です。 2.書類選考 エントリー内容より、書類選考をさせて頂きます。 選考結果はメールにてお伝えいたします。 3.事務局面談(Zoomを使用) 事務局との面談を実施します。※選考の場ではございません。 エントリーの経緯などをお聞かせいただきます。 4.企業面接(Zoomを使用) 受入れ企業との面接を実施します。ご自身のPRの場としてご活用ください。 ※後日、合否のご連絡をさせて頂きます。 |
その他 |
企業・団体名: | グランドデザイン株式会社 |
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設立日: | 2013年05月 |
代表者肩書: | 代表取締役社長 |
代表者名: | 倉品 広樹 |
従業員数: | |
資本金: | |
売上高: | |
事業内容: | 不動産売買 新築住宅請負 |
業種: | 不動産業 |
WEB: | https://grdesign.jp/ |
所在地: | 茨城県桜川市犬田1932-1 |
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