茨城県
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【伝統産業×SNSマーケティング】茨城・古河の甘露煮文化を若い世代へ継承したい!

有限会社 野村甘露煮店

プロジェクト概要

【伝統産業に新しい風を!】

文化庁が認定する後世に残したい食文化『100年フード』に茨城県で初めて認定された古河市の甘露煮。

しかし、顧客の高齢化により販売数は年々減少、さらに後継者不足による廃業も相次いでいます。

SNS等で発信し若い世代へプロモーションが必要と思っていますが、知見がないためぜひお力添えをいただきたいです!

自己紹介と事業紹介

明治36年に創業し、平成4年有限会社 野村甘露煮店として法人化。古河市の名物「鮒甘露煮」をメインとした甘露煮・佃煮の製造販売を行っています。
10時間以上の時間をかけ、じっくり煮上げることによって頭から骨までおいしく食べられるよう代々受け継がれてきた技法を守り造り続けています。

しかしながら、近年の嗜好の変化により鮒甘露煮の販売数はピーク時の半分程度まで減少しており、購買層も70歳代以上の方がメインになっています。

もう少し若い世代にも甘露煮に触れていただけるよう茨城県の銘柄豚肉【常陸の輝き】を使用した『豚肉の甘露煮』など新商品の開発も行い、一定の認知を得てはいるものの、やはり古河市外に出てしまうと認知度が低い現状です。

代々受け継がれてきた伝統の味を絶やすことなく、古河市のみだけではなく、全国にもっと広げていきたいと思っています。

副業人材を募集する理由

甘露煮の販売数は、今後も減少傾向にあると予測されます。
そのため以下の施策が必要なのですが、知見がない&日々の業務に追われ、手がつけられていない状況です。

・新しく開発した『豚肉』の甘露煮のプロモーション
・購買層の若返り(30~40歳代以上の方にも認知させたい)

副業人材の力を借りて、古河市の甘露煮文化を新たな視点でPRしていき、売上も回復させていきたいと考えています。

伝統産業だからこそ、新しい風を求めています!!

具体的な業務内容

新商品の『豚肉の甘露煮』や古河の伝統食『鮒の甘露煮』の若い世代への認知度向上に繋がるプロモーションをお願いしたいと思っています。

これまで組合を中心に様々なPR活動を実施してきましたが、SNS等での発信はほぼ行っておりません。
ですので具体的には以下のようなことを期待しています。

■SNS等を利用したプロモ―ション
お店公式のインスタグラムアカウントはありませんので、ぜひ作成いただきたいです!

■Googleマップ等の活用
現在は全く運用できていません。

■その他の方法あればぜひ!

業界の思い込みや常識を一度わきに置いて、新しい風を取り入れたいので、全く新しい目線で自由に提案していただいて大丈夫です!

※本プロジェクトは「令和 6年度つながる茨城チャレンジフィールドプロジェクト」内「 iBARAKICK!」の一環として実施します。 https://ibarakick.etic.or.jp/

私たちがつくりたい社会/未来

古河市の甘露煮は、文化庁が選ぶ「100年フード」に認定され、後世に残しておくべき商品として守っていく必要があります。
https://foodculture2021.go.jp/jirei/)
しかしながら、20年前には6社あった甘露煮のお店が、現在ではたった4社まで減少し、内2社は今の代での引退を検討されています。

現在、私が甘露煮組合の組合長をつとめています。
甘露煮業界がこのまま縮小していくことは絶対に避けたいと思っています。
組合内だけで話し合うのでは限界があり、もっと外からの意見を柔軟に取り入れることが必要と感じていたタイミングでの今回のお話でしたので、ぜひお力添えをいただきたいと思っています。

上記アクションプランの取り組みが、甘露煮業界全体の活性化、地域の食文化の継承に直結していくと考えています。
甘露煮の新たな可能性を副業人材の方と一緒に探っていきたいと思っています。

募集要項

事業のテーマ
  • 食・ライフスタイル
  • 文化・伝統産業
  • 地域活性化・まちづくり
役割・スキル
  • コンサルティング
  • リサーチ・分析
  • 広報・PR
注目キーワード
  • 地域活性化・まちづくり
価値観・カルチャー
契約期間
  • 6ヶ月
期待すること ・新しく開発した『豚』の甘露煮のプロモーション

・その他甘露煮商品のSNS等を利用した若い世代へのプロモーション
募集する人材像、スキル 〈求めるスキル〉
・SNS等を利用したプロモーション業務の経験のある方

〈推奨スキル〉
・マーケティング業務の経験のある方
・リールを作ったり、画像を加工したりすることができる

〈求める人柄〉
・野村甘露煮店の伝統や想いに共感し、誠実に対応いただける方
勤務スタイル ・毎週一度、1時間程度ののオンラインミーティング
※ミーティングで決めたことのアクションを自身の可能な時間で行います(リサーチ、企画書づくり、その他)

・月1回は現地に赴き、打ち合わせやプロジェクトの進捗に応じた現地活動(インタビュー、フィールドワーク、意見交換等)を実施します。
赴任交通費 企業負担
謝礼 月額 30,000円
マッチングプロセス 本プロジェクトは、茨城県庁主催「iBARA KICK!」(茨城県からNPO法人ETIC.が受託した関係人口創出プロジェクト「令和6年度 つながる茨城チャレンジフィールド プロジェクト(JOIN US)」)の一環で募集しています。

■iBARAKICK!公式ホームページ
https://ibarakick.etic.or.jp/

【マッチングまでのプロセス】
1.本ページから申し込む
「この求人に申し込む」ボタンよりエントリーください(併願不可)
※エントリーは説明会への参加が完了していなくても、申し込みが完了次第可能です。

2.書類選考
エントリー内容より、書類選考をさせて頂きます。
選考結果はメールにてお伝えいたします。

3.事務局面談(Zoomを使用)
事務局との面談を実施します。※選考の場ではございません。
エントリーの経緯などをお聞かせいただきます。

4.企業面接(Zoomを使用)
受入れ企業との面接を実施します。ご自身のPRの場としてご活用ください。
※後日、合否のご連絡をさせて頂きます。
その他

代表メッセージ

代表取締役社長
野村則之
私は鮒甘露煮店の長男として生まれ、小学生の頃から将来の夢は?と聞かれれば「甘露煮屋になること」と答えるほどで、当たり前のように家業を継ぎました。数年のサラリーマン生活を経て実家に戻った頃は、バブルが弾けてはいたものの事業は順調に推移しており、繁忙期の12月は睡眠時間を削って仕事をしなければならないものの鮒甘露煮を作り続けていれば大丈夫だろうと思っていました。
しかし近年では若者の川魚離れが進み、事業を継続していくためには既成概念にとらわれない創意工夫が必要となってきました。
豊富に予算があるわけでは無いのですが、私たちだけでは思い付かないアイデアをいただけると嬉しいです。

[PROFILE]

1972年茨城県古河市生まれ。
明治大学経営学部卒業後、(株)タカラスタンダードに入社。2年間の勤務の後、有限会社 野村甘露煮店に戻る。
平成27年までは古河商工会議所青年部に所属し平成23年には会長を務める。
現在は古河鮒甘露煮組合の組合長の他、古河市観光協会 副会長を務める。

企業・団体概要

企業・団体名: 有限会社 野村甘露煮店
設立日: 1992年06月
代表者肩書: 代表取締役社長
代表者名: 野村則之
従業員数: 4名
資本金: 3,000,000
売上高: 50,000,000
事業内容: 甘露煮製造販売
業種: 甘露煮製造販売業
WEB: https://www.koga-kanroni.com
所在地: 茨城県古河市本町4-3-14

コーディネーターより

NPO法人ETIC
村上義晃
皆さま「甘露煮」を食べたことありますか?

古河市では渡良瀬川や利根川が流れており、古くから川魚を食す文化があり、「鮒の甘露煮」は家庭の味として親しまれてきました。
くさみもなく、骨まで柔らかく、とても美味しく食べられます!

若い世代の方にもプロモーション次第では、受け入れてくれると思います!

新しい視点と柔軟な発想で、「古河の甘露煮」を広めていってほしいです!

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