浜通りの起業家を応援するファイナンスの仕組みをつくる！プロジェクトマネジメントを担ってくれる方を募集！

大熊町にある大熊インキュベーションセンターでインキュベーションマネージャーをしています。大熊町に進出したい起業家・企業の誘致、進出企業の事業の立ち上げ支援、大野駅前再開発の企画・運営を担当しています。大熊町は、原発事故によりゼロになった街です。ただ、ゼロになった街だからこそ、しがらみもなく、新しいことにチャレンジできる環境があります。私たちは、これまでにない新しいアイデアや技術を持っている会社と一緒になって、ゼロになった街だからこそ実現できる世の中を変える商品・サービスを実現していきます。

福島・浜通り地域では、大熊インキュベーションセンターや南相馬のMIC、福島ロボットテストフィールド、産業創造センターなどで頻繁に行われるピッチイベントが活発です。これらのイベントで発表される事業プランは、多くの投資家から高い評価を受けています。

しかし、多くの投資家は既存のVCや他の投資家が関与していない企業への投資に消極的です。このため、素晴らしいアイデアがあっても、最初の資金提供者が不在で、プロジェクトが進まない状況があります。そこで私たち自身が直接投資を行う機能を持つことで、これらのプロジェクトに初期の資金を提供し、他のファンドや企業からの追加投資を促進する役割を担いたいと考えています。

また、リターンを返すことが難しいが社会的意義の高い事業を支援するため、寄付に基づく基金の設立も計画しています。現在はフェニックスプロジェクトなど特定の財団に依存していますが、より持続可能な自前のファンデーションを構築し、継続的な支援を目指しています。

福島・浜通り地域に特化したベンチャーキャピタル（VC）の立ち上げと、復興支援を目的とした寄付に基づくファンデーションの設立を推進するプロジェクトマネジメント人材を募集します。チームにはファイナンスの専門家がおり、今回ご参画いただける方には、必ずしも金融の専門性を求めていません。重視するのは、定例ミーティングのファシリテーションを主導し、オンラインでのコミュニケーションを円滑に進める能力です。議題の設定、議論の進行、議論のとりまとめなどをお願いしたいです。加えて、スキルやご経験、プロジェクトに割ける時間などに応じて、投資家へのプレゼンテーションなどにも同行いただけたらと考えています。

私たちは、大熊町を中心とした浜通り地域を「都会に負けない便利さ・快適さがありながら、都会では体験できない文化的・健康的な暮らしができる」理想の地方生活を送れるモデル地域にしていきたいと思っています。その実現に寄与するサービス、技術を持った企業や個人の事業の立ち上げや成長を全力で応援するのが当社の使命です。