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飛騨高山のマスコット「さるぼぼ」を100年続くブランドに。今後の中期計画を一緒に作っていただける方を募集します。

有限会社オリジナル

プロジェクト概要

販売・製造の両方に課題を抱える中、今後の経営方針・経営戦略の策定を一緒にお願いできればと思います。

自己紹介と事業紹介

当社は岐阜県の飛騨高山で「さるぼぼ」を製造している会社です。「さるぼぼ」とは猿の赤ちゃんの人形を象った飛騨高山の代表的な特産品で、主に土産品として観光客に親しまれているもので、地方銀行・飛騨信用組合の地域通貨「さるぼぼコイン」や地域フリーペーパーの「さるぼぼ倶楽部」のように、地域の企業が自社のロゴやサービスに「さるぼぼ」を使うなど、土産品の域を超えた飛騨高山(もしくは岐阜県)のマスコットのような存在となっています。

この「さるぼぼ」は主たる製造業者が3社しかなく、中でも最大手の弊社は、飛騨高山の地域ブランドを担っているといっても過言ではありません。しかし、ワンマンで会社を牽引してきた先代である父が2020年11月に急逝し、事業承継もまったく進んでいなかったため、経営に携わる経験がないままに私が会社を引き継ぐこととなりました。社内の雰囲気、システム、業務内容は先代が45年かけて積み上げてきており、残していくべき財産も沢山ある一方で刷新すべきものも非常に多く、すぐにでも会社の変革を行うことが必要と感じています。

副業人材を募集する理由

社内には熟練人財は揃ってはいますが、私の隣に立って会社の経営方針を検討してくれるような右腕となる人材はおらず、相談・壁打ちをしながら事業の変革を協働できる外部人材が必要だと痛感しています。

弊社には現状、大きく2つの課題があります。①既存の販路の狭さ②製造現場の生産性と作り手の減少 です。

①弊社は主に自社製造品などを土産品店に卸していますが、土産品業界自体が斜陽産業と語られることが多く、事実、観光客は増えているにもかかわらず店舗数・売上とも減少傾向にあります。また主力商品である「さるぼぼ」も土産品の印象が強いため、土産品店以外に販路を広げにくい現状があります。

②弊社の製造は内職がほぼすべてを担っていますが、内職は単価が安く稼ぎにつながりにくいため働き手の確保が年々困難になっています。また既存の内職の高齢化もあり、最盛期は400人以上いた内職は半数になっています。弊社の内職は自宅ででき、ノルマがなく、材料もなしでスタートできるため、拘束される仕事やノルマがある仕事が難しい人に適していますが、そうした利点をうまくPRできていません。また、仕事内容のマニュアル化ができておらず”とっつきにくい”仕事になってしまっています。

具体的な業務内容

本プロジェクトのゴールは、問題が山積みな現状を整理し、この先何から手を付け、どの課題をどのようにクリアしていくか具体的な策に落とし込んだ「中期経営計画の策定」です。
基本的に週1回のWEB面談を通して、販路の問題や作り手人財問題などを含めた課題の洗い出しと整理から具体的な行動目標、数値目標を盛り込んだ計画作りを手伝っていただきます。
現状把握のために一度高山市の我が社を訪問していただければと思います。

私たちがつくりたい社会/未来

私は、地域の中で「さるぼぼ」の未来を守っていくことが出来るのは、事業承継者である自分しかいないと考えています。そのためには、まず弊社自体が時代に合わせて変化・成長し、さるぼぼのビジネスモデルを時代に即したものに合わせ、リブランディングしていくことが必要であると思います。

「さるぼぼ」を地域のブランドとしてこの先100年後に残していくことが、観光都市としてのみならず、地域福祉や経済を支える飛騨高山や岐阜県の明るい未来につながっていると信じています。

募集要項

事業のテーマ
役割・スキル
注目キーワード
価値観・カルチャー
契約期間
  • 3ヶ月
期待すること 経営方針をまとめ、5か年計画に落とし込めること
募集する人材像、スキル ・中期経営計画の策定に携わった経験を有する方
勤務スタイル 1週間に1回程度のオンラインミーティング
※プロジェクト開始前後に一度お会いできればと思います。
赴任交通費 企業負担
マッチングプロセス 1)書類選考
2)担当コーディネーターおよび代表との面談
※複数回となる場合があります
その他

代表メッセージ

代表取締役社長
中澤淳
岐阜県を代表する観光地の飛騨高山で一番有名なものの一つである「さるぼぼ」は、観光地の土産物という枠を超えて今や岐阜県を代表するブランドへと成長しました。しかしその実は、製法やビジネスモデルが時代とずれ始めており、さらに新型コロナで売り上げが激減、ダメ押しに我が社の創業者でもあり先代社長の父が他界し、準備もできていないまま事業承継となるなど、問題いが山積み。このままでは「さるぼぼ」の未来が危ない!?ということで、逆に今の状態を大きな転換期ととらえて次のステップに移行するための計画を作ることを決めました。さるぼぼを100年続くブランドに育てるための「さるぼぼ2.0」プロジェクト策定に知恵を貸していただける方との出会いを楽しみにしております。

[PROFILE]

国際基督教大学卒業後、教育系ベンチャー企業、老舗和菓子メーカー勤務を経て2016年、父の経営する会社の2代目として地元の飛騨高山に帰郷。2020年11月に父が他界したことにより代表取締役に就任。

企業・団体概要

企業・団体名: 有限会社オリジナル
設立日: 1976年04月
代表者肩書:
代表者名: 中澤淳
従業員数:
資本金:
売上高:
事業内容: ・岐阜県の代表的な特産品「さるぼぼ」、その他民芸品の製造、卸、販売
・観光地にて体験型観光施設「さるぼぼ体験工房」の運営
・手焼きせんべいのフランチャイズ事業
業種: 製造・卸業
WEB: https://www.hidanosarubobo.com
所在地:

コーディネーターより

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