銅のものづくりを通じてクリーンなエネルギーを届ける。町工場の挑戦を後押し頂ける営業戦略マネージャー募集!

【「銅を通じて、電気を届ける」銅専門の町工場】
当社は、昭和26年6月、伸銅品（真鍮、アルミ、非鉄金属）の問屋として創業し、今年で71期目を迎えます。創業当初は電力業界の受配電設備向けに伸銅品を材料として納入していましたが、顧客からの要望を受けて社内で加工まで行うようになりました。「銅に関してお困りのお客様のどんな課題も解決する」という理念のもと、69年にわたり真摯に銅に向き合い、独自の加工技術を育ててきたことで、数少ない「銅専門の加工業者」として業界内でも独自のポジションを確立しております。

【重電業界で需要が高い「銅」に特化した加工技術】
当社が専門で加工を行う銅は、導電率が高い特性から、電気・電子部品での需要が高くなっています。現在は主に受配電設備業界の変電所、発電所、柱上変圧器、制御盤、新幹線などで採用される「電気を通す部品」を製造しており、銅製品を通して電気という社会インフラに貢献しています。

銅のものづくりの定義を変えていきたいです。今までは銅のものづくりを通じて電気を届ける会社として社会に貢献してきましたが、現在大きく業界が変化して来ています。電力業界の変化として電力自由化から始まり、脱炭素社会の実現に伴う再生可能エネルギーが広がりつつあります。また、電気を「作って」→「使う」という時代から、電気を「作って」「貯めて」「必要な時に使う」といった時代に大きく変わろうとしています。

また、電気業界だけでなく自動車業界を始め、多くの業界で石油を使用しないでエネルギーを生み出すといった転換点にもなっています。その変化には銅という素材が関わることが多くなるため、銅のものづくりを通じて「電気を届ける」会社というだけではなく、銅のものづくりを通じて「クリーンなエネルギーを届ける」会社に変化しようと考えております。

そんな中、自社のビジネスモデルや文化を維持していたことで、時代の変化への対応が遅れてしまっている現状があります。
既存顧客を大切にという考えのもと新規営業を怠っていたり、何もしなくても注文を頂けると慢心している部分があったように思います。

これからのクリーンエネルギーを担うものづくり企業として成長していきたい。
成長とは、①売上を上げ利益を上げて、会社の次なる未来への投資をして持続的に発展していくこと。②社員さんへ利益を分配することで、「豊かに生きる力＝お金」を増やしていくこと。③新しい技術やお客様と出会うことで、社員一人一人の人間としての力をつけること、と考えています。

現状、最も注力したいところは営業力の強化です。前述のように、既存顧客からの安定的な受注があったため、攻めの営業の文化とノウハウがありません。まだまだ既存顧客への深堀した提案や、新規顧客を広げる営業活動などが不足しており、改善の余地が多々あります。

今回は、私たちの取り組みに共感していただき、BtoBの営業戦略の知見や実務経験をお持ちの方に、当社の営業活動の現状分析と課題抽出、そして今後に向けた戦略作りとアドバイスを伴走型でお願いしたいと思います。

ものづくりを通じて、新しい価値を創造し、再生可能エネルギーを広く社会に届けることで脱炭素社会を実現していきたいと思っています。