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中山間地域の課題を解決する!新規就農者のための農業支援システムを生み出す創業者を募集します。

株式会社ラポーザ

プロジェクト概要

地方では耕作放棄地が増えさまざまな問題を引き起こし始めています。中山間地域の課題解決をするため、我々と共に、都市部の人を対象にした農業ビジネスを始めませんか?

自己紹介と事業紹介

当社では、農業・測量・土木・建設業・災害地等において活用するドローンや無人車両などの開発、ドローン空撮・レーザー測量による調査など、技術で社会課題を解決をする手法をとってまいりました。

ドローン空撮や3Dレーザースキャン測量では、踏査困難な地域や災害現場においても、ドローンに搭載したレーザースキャナーにより、最小の時間で広範囲・詳細な計測が可能となりました。レーザー光は地上の植生を透過して地表面に届くため、上空からのレーザースキャンで直接地盤高が計測できます。また、森林を断面方向からレーザースキャンすることで、樹木の根張りや樹高の測定が可能であることが実証済みです。このように三次元的に飛行可能なドローンにレーザースキャナーを組み合わせ、計測データを元にして、対象地域を多面的・立体的に把握した三次元画像化とデータ収集が可能です。長年培ってきた自然環境調査の知識と経験を最新技術と融合させることで、これまでデータ化の難しかった自然の多様性を可視化および数値化を行うことができます。
 
当社は、ドローン対する多種多様なニーズに応えるべく、撮影機材に応じた機体を準備し、最新の解析ソフトを活用し、「自然環境」における測量や災害地調査、防災・減災対策、生態調査などの事業を展開しております。‟現場主義“の言葉通り、弊社は現場のプロフェッショナルとしての立場からドローンを運用しております。

副業人材を募集する理由

中山間地域の課題として耕作放棄地が増え続けているのですが、このまま増え続けることで作放棄地が増加すると、雑草や害虫が増加し景観が損なわれたり周囲の農作物に悪影響を与えます。さらに、農地により洪水などの災害を防ぐことができていたところも管理されなくなると地盤が緩み、防災の観点からも危険度が増します。そのほか、廃棄物の不法投棄や野生動物の行動圏となってしまうことで農地の再生に多大な労力を費やすことになってしまいます。このように耕作放棄地の課題解決はさまざまな側面から言っても今取り組むべき課題と言えます。
しかし中山間地域は急斜面が多かったり、敷地面積が狭いなど、農業条件が厳しく、個別農家が規模を拡大するには限界があり、高齢化や担い手不足等により集落機能が低下し組織化が困難な場合もあります。

そこで中山間地域で都市部の人材が農業ができるような環境(仕組み)を作り、新規就農者の獲得・耕作放棄地の削減を目指したいと考えています。例えば、新規就農者向けに高額な農業機械を月額リースできるようにしたり、遠隔地であってもロボットやドローン、管理システムを導入することで毎日農地に行かなくてもいいようにしたり、肥料をやるタイミング・害虫が来ることが予測できるようなシステムを導入したりなど、当社の持つノウハウ(ロボットやITシステム)を活かすことで、新規就農のハードルを下げることができます。このプロジェクトは、まさに今都市部にいる農業に関心のある人材がリアルで実践しながら、構築していくものになります。

休日は長野で農家・平日は都市部でサラリーマンという二足の草鞋を履く生活をスタートさせる、新しい農業ビジネスの創業者になりませんか?

具体的な業務内容

本プロジェクトのゴールは、農業のソフト面とハード面のパッケージ化による支援システムの構築をし、可能であれば行政機関との連携により耕作放棄地の把握・調査を行い、来年度には中山間地域の課題解決を行うための会社を設立を目指しています。

まずは当社の事業理解・農業体験(1週間程度)から始めていただき、実践を通じて中山間地域の農業理解・課題の共有を行います。そして都市部から移住し新しく農業を始めることを検討している方を対象に、複数回に渡って「農業体験ワークショップ」を行なっていただきます。農業を始めるときに何を知りたいか、どんな準備をしていて欲しいかなど新規就農者が知りたい内容をまとめていただき、最終的に講義ができる状態に持っていきたいです。
ハード面では、高額な農業用機械をシェアすることで月額リースできるようにしたり、農作物の販売先・流通網についての整備を行なっていただきます。新規就農者が不安や負担なく始められるような仕組みで、ハード面とソフト面のパッケージ化することで、他地域でも農業ビジネスを展開することができると考えています。

私たちがつくりたい社会/未来

募集要項

事業のテーマ
役割・スキル
注目キーワード
価値観・カルチャー
契約期間
  • 6ヶ月
期待すること ・新規就農者向けのワークショップ、新規就農者向け講義内容の作成
・可能であれば、行政機関との連携(耕作放棄地の把握・調査)
・農業のソフト面とハード面のパッケージ化による支援システムの構築
・他地域への展開ができるような仕組みづくり
募集する人材像、スキル ・農業の課題解決に携わりたい方
・周りを巻き込む力を持っている方
・突き詰めたい課題や関心ごとがある方
・システム開発、コンサルティング業務の経験をお持ちの方(必須ではありません)
勤務スタイル ・毎週一度のオンラインミーティング
※普段のコミュニケーションはMessengerやslack等のグループチャットツールを使用します。
・月1‐2回は1泊2日程度で現地に赴き、受け入れ企業経営者およびプロジェクトリーダーとの打ち合わせやプロジェクトの進捗に応じた現地活動(インタビュー、フィールドワーク、意見交換等)を実施します。
赴任交通費 本人負担
マッチングプロセス ※重要※
本プロジェクトは、長野市主催「NAGAKNOCK!(ナガノック)」(ながの起業家創出プログラムin東京2021)事業の一環で運営事務局のNPO法人ETIC.が募集およびコーディネートをしています。

STEP1:応募前に必ず「NAGAKNOCK!」公式WEBサイトをご覧ください。
▷公式WEB:http://nagaknock.etic.or.jp/

Step2:書類選考
エントリー希望される方には事務局(NPO法人ETIC.)から、エントリーシート・企業プレゼン動画・NAGAKNOCK!解説動画をお送りします。参加規約等をお読みいただいた上で、エントリーシートをご記入ください。ご提出いただいた方から随時、書類選考を実施。(全員に合否はご連絡します)

Step3:事務局面談(Zoomを使用)
事務局ETIC.との面談を行います。

Step4:企業面接(Zoomを使用)
受入れ先企業との面接を行います。
必要に応じて、追加で最終面接がある場合もございます。
その他

代表メッセージ

代表取締役
荒井 克人
現在、日本の中山間地域はさまざまな課題に直面しております。私たちは、この中山間地域の課題の中で基幹産業とも言える「農業」に焦点を当てて、長野市の圃場をモデル事業に「IT」・「IOT」・「ロボティクス」の3本柱に新規就農者への架け橋となる農業支援システムの構築を目指しています。農業機械、アプリ、スクールなど、これからの時代を中山間地域から一緒に発信させませんか?一緒に走って頂ける方をお待ちしております。

[PROFILE]

長野県生まれ。平成16年 株式会社ラポーザ 設立。
測量・防災・農業・環境・教育などが主な業務。
ドローン・無人ロボット、GISなどを用いて地域課題に取り組んでいる。

企業・団体概要

企業・団体名: 株式会社ラポーザ
設立日:
代表者肩書:
代表者名: 荒井 克人
従業員数:
資本金:
売上高:
事業内容: 希少猛禽類をはじめとした野生動植物調査やドローンを用いた各種環境測量調査を行っています。
当社は設立から環境調査・測量を基軸として長野県内外で調査業務に取り組んできました。最新鋭の調査機材を導入し、ArcGISなどの各種解析ソフトを利用して自然環境を調査しています。
業種: 農・林・漁業 建設 情報通信、IT、広告 学術研究、専門・技術サービス 教育、学習支援
WEB: http://raposa.jp
所在地:

コーディネーターより

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