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世界唯一の技術!氷の可能性を一緒に追求しませんか?

大村製氷株式会社

プロジェクト概要

当社が開発した世界でもめずらしい生花を使った花氷、金箔をちりばめた氷や当社のこだわりの氷の拡販のお手伝いをしていただける方を募集します。

自己紹介と事業紹介

【山の上の氷屋さんとは?】
こんにちは、大村製氷の村山浩一郎です。当社は長崎・佐賀両県にまたがる多良岳の中腹300m地点に工場を構えている「山の上の氷屋さん」です。約30年前、当時港の近くに構えるのが一般的だった製氷工場を良い水を求めて、あえて港から遠い山の上に建設しました。長崎県内のスーパーでも当社の商品を置いてもらっており、「山の上の氷屋さん」のパッケージは長崎県内では少し知られた存在です。

【食用氷をとりまく状況と私たちの取組】
食用の氷は価格低下が一層進み、20年前にはコンビニで230円で売られていた1kgのかちわりが、現在ではディスカウントストアで100円で売られている状況です。私たちのような中小零細企業では価格競争に真っ向から立ち向かうことは出来ません。とはいえ、他の食品と違い氷というものはたくさん使う人、好きな人でもなければ違いは見分けにくく、一般消費者に対して差別化することが難しい商品です。そんな中で、当社では他社が作れない氷を作って、自分でブルーオーシャンを築いていく取組をしています。

【私たちの技術】
①生花の花氷
「花氷(はなごおり)」という商品をご存じでしょうか?
冷房がない時代、夏に涼を取るために作られていたそうで、俳句の題材にも用いられています。実際、当社のお客さまで句会のお題で花氷をご注文いただく方もいらっしゃいます。この花氷ですが、ほとんどの場合、中に入っているのは造花です。というのも、生花は生き物なので、扱いが難しく、綺麗に氷の中には入ってくれません。当社ではその問題点を克服して、世界でも類を見ない生花の花氷の量産に成功しました。この生花の花氷は当時のハウステンボスの澤田社長に評価していただき、世界大会で優勝した氷彫刻家の方とコラボした「フラワーアイスカフェ」というアトラクションとなりました。(現在はコロナ禍により休止中)

②金箔入り純氷「ジパング」
金箔が入った日本酒を見たことがある方はおられると思います。私たちはこれを氷で作りました。金箔をちりばめた氷は今までに例がなく、世界で唯一のものです。昨年には有名クルーズトレインのドリンクにも採用していただきました。値下がりが続く氷業界にあって、高級品を作ってみようという試みで製作しました。今では大村市のふるさと納税の返礼品にしてもらっています。

③雪だるまの氷
上の写真の雪だるまですが、人形ではなく本物の雪だるまです。雪だるまを氷に入れようとするには、水の中につけてから水を凍らせなければいけません。雪だるまを水につけると溶けてしまいますよね?しかし、雪だるまはそのまま氷に入っています。商品をリリースして20年経ちますが、今までこのトリックを解けた人はいません。一度挑戦してみてください^ ^

【私たちの製品】
私たちの作る氷は「山の上の氷屋さん」のブランドで市場に出ております。時間をかけて凍らせた氷をかちわり氷やブロックに加工し、提供しています。私たちの氷は硬くて溶けにくく、県内のバーテンダーさんなどには当社商品を指名して買っていただくこともあります。また、先に触れました生花の花氷や金箔をちりばめたロック用氷「ジパング」など、他社で作っていない商品も作っています。お客様に喜んでもらうこと、心を動かしてもらえるようなものを創造していきたいと思っております。

副業人材を募集する理由

私は経理畑、先代は技術畑の出身で、営業やマーケティングに関してはなかなか知見がありません。当社商品には生花の花氷や金箔入り純氷「ジパング」といった新規の商品があり、今までにもeコマース、クラウドファンディングに挑戦してきましたが、思ったほどの結果を出せていません。

また、当社の氷も湧き水をじっくりと凍らせた付加価値の高い氷なのですが、長所を生かせた販売ができていません。当社の商品、技術を外からの冷静な目で見ていただいて、どうすれば当社の商品が売れるのか、また、どういった商品を開発すれば売れるのかという、現在私たちが持っていない知見をお持ちの方にご協力していただきたいと思っています。

具体的な業務内容

3か月間の内に以下のことをしたいと思っております。
①商品の理解 ②市場概況の理解 ③当社商品の可能性の模索

序・中盤まで氷の商品や業界の概況の話、終盤ではブレーンストーミングやディスカッションを通した可能性の探索とリサーチをしたいと考えています。

私たちがつくりたい社会/未来

私たちのメイン事業である食用氷は厳しい安売り競争にさらされており、安売りに対応できない当社のような零細企業は、このままではすぐに淘汰されてしまいます。しかし、昔ながらの製法(氷缶方式)にこだわり、多良岳のおいしい水にこだわり、長崎県内のバーテンダーさんには当社の氷と指定して買っていただいているお店もたくさんあります。必要としていただけるお客様の期待に応えられるよう、こだわりの氷を作り続けたいと思います。また、多くの人が笑顔になれるような氷、遊べる氷を作って、氷をもっと身近なものにし、大人から子供までたくさんの笑顔を想像していくことが私たちの夢です。

募集要項

事業のテーマ
役割・スキル
注目キーワード
価値観・カルチャー
契約期間
  • 3ヶ月
期待すること 当社の氷に関する拡販企画案を10個作る
募集する人材像、スキル 誠実な方
eコマースやクラウドファンディングの経験がある方(必須ではありません)
BtoCブランド立ち上げの経験がある方(必須ではありません)
上記に興味がある方
勤務スタイル テレビ会議での打ち合わせを月2-4回実施。
コロナウイルス蔓延の状況にもよるが、一度当社で顔を合わせての打ち合わせも可能であればしたい。
赴任交通費 要検討
マッチングプロセス ・書類選考
・1次面接(オンライン)
・最終面接(オンライン)
その他 ※本プロジェクトは、大村市産業支援センターがコーディネートを担当しています

代表メッセージ

代表取締役
村山浩一郎
皆さんにとって氷とはどのようなものでしょうか?冷やすためのもの、焼酎やウイスキーを飲むときに使うもの、魚釣りやキャンプの時に使うものなど、使う人によってイメージも様々です。もしくは全く使うことが無いという人もいるかもしれません。氷は水を凍らせただけのとてもシンプルで、身近なものですが、意外と奥深くもあります。私たちは多くの人が持つイメージを覆す使い道を提案し、驚き、感動、笑顔を生み出したいと思っています。例えば、氷を観たり、氷で楽しんだり遊んだり、今までの食べるという目的以外でも喜んでもらいたいと思っています。氷という身近な商材で笑顔の輪を広げたい人、今までにない使い道で多くの人をびっくりさせたい人と一緒に仕事をしていきたいと思っています。

[PROFILE]

1999年長崎県立大村高校卒業、2003年大阪大学経済学部卒業。2004年第一工業製薬株式会社に入社、原価計算や品質管理の業務に携わる。その後、旭硝子株式会社(現・AGC株式会社)に入社し、千葉工場経理、本社カンパニー経営企画業務に携わる。2012年、家業である大村製氷株式会社に入社、2021年4月より3代目社長となる。

企業・団体概要

企業・団体名: 大村製氷株式会社
設立日: 1956年03月
代表者肩書:
代表者名: 村山浩一郎
従業員数:
資本金:
売上高:
事業内容: 食用の氷(かちわり)をメインに作っている会社ですが、見せる(魅せる)氷にも力を入れています。氷の中に花を入れた「花氷」のパイオニアとして、製造が難しい生花を用いた花氷や、金箔をちりばめた氷「ジパング」など、さまざまな変わった氷を作っています。
業種: 食品製造業
WEB: http://www.omura-seihyo.com
所在地:

コーディネーターより

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