札幌で60年続く水産仲卸会社。目利きのプロから直接買える特別感とコミュニケーションを体感できる新たな会員制サービス構築に向けて、コンセプト企画から仕様決定、WEBマーケティングの知識を有するパートナーを募集します!
はじめまして。一鱗共同水産株式会社の本間 雅広です。一鱗共同水産は、昭和34年に開業した水産仲卸会社です。
北海道の拠点的市場「札幌市中央卸売市場」で、国内・海外問わず水産物を札幌近郊の鮮魚小売店、量販店並びに大手スーパーの需要に合わせて仕入れ・販売を行っています。
現在、水揚げ量の低下による価格高騰・消費量の減少などの問題により、量販店も卸売市場外での仕入れが増えてきています。少しでもコストを抑えたいというスタンスが悪いわけではないのですが、中央卸売市場を経由することによる卸・仲卸のマージンを削るという発想が多くの量販店にあるのが現状です。
その原因は、中央卸売市場の価値・卸の価値・仲卸の価値が伝わっていないからだと考えています。 そして、中間マージン以上の価値を量販店に対して与えられていない、商品の値段ありきの商売になりすぎていることも課題であると感じ、現状を変えようと進めているのが”仲卸のブランディング”です。ただの納入業者ではなく、一鱗共同水産の知名度を向上させて仲卸ブランドになることができれば、現在の商売がそのままでも量販店に対してメリットを与えることができるはず。
2020年に「一鱗酒場」という飲食店を経営する会社とコラボした海鮮居酒屋をオープンさせたり、パン屋・ラーメン屋など異業種とコラボ、積極的なSNSでの発信、YouTubeチャンネルの立ち上げなどを通じて認知度向上に努めています。
弊社は札幌に認可を受けて営業する「仲卸」で、市場法という法律でルールが定められています。その中に「第三者販売を禁ずる」という文言があり、原則、札幌市内での第三者販売は禁じられています。ECサイトに関しては従来の規制がかけづらくグレーゾーンではあるが認められており、弊社も「一鱗酒場」のオンラインストアという名目のECサイトがありました。
しかし、通常のECサイトでは広告勝負となることも多く、シズル感の演出などをすればするほど”本物”と離れていくことを感じ、独自のプラットフォームを用いてECサイトを構築したいと思うように。
具体的には、会員制のECサイトを構想しています。(「ECサイトよりアプリの方がいいのでは?」となった場合はアプリも選択肢にあります)思いついたきっかけは、友人や知人から「こんなものはない?」「贈り物でカニを送りたいんだけど…」と直接いただく問い合わせでした。
コロナ禍によるコミュニケーションの減少もあって、オンライン上で特別感を味わいながら、知り合いから買い物をするような場を作りたいと考えています。普段は頼めない魚屋に頼むことができるといったステータス感を大事にした、アナログ感の漂うECサイトを構築したいです。
”応援消費”といった言葉も注目されている通り、一鱗共同水産のファンとなってくれる方が増えることでブランド化されていき、漁師や他業態の企業などのプロモーションの場にもなると考えています。将来的には野菜や果物等、同じような悩みを抱えている卸や仲卸のプラットフォームにもできればと考えているので、画力や販売実績を構築していくことによって、生産者・小売にプラスとなる水産仲卸として企業の在り方をつくりたいと思っています。
「会員制ECサイト(もしくはアプリ)を立ち上げる」ということが大きなミッションとなります。
これまで自社でもECサイトの立ち上げや運営の経験は少しあるのですが、会員制度やECサイト・アプリ構築、販売のノウハウがほぼないため、サイトのコンセプト設計や戦略企画、ECサイト(アプリ)の構築、マーケティングまでをお願いしたいと思っています。
業界の常識にとらわれず、是非「ヨソモノ」の視点で商品企画や打ち出し方等に携わっていただきたいです。実現できれば業界へのインパクトは非常に大きなものであり、水産だけでなく一次産業や他業界へのモデル展開もできるため、そういったノウハウ構築にも繋がります。
弊社の中からは私だけではなく、若手社員もプロジェクトに関わってもらい、私の構想だけではなく様々な視点から一緒にプロジェクトを進めていくことで社内の活性化も図りたいと考えています。
私たちは水産物を専門に扱っていますが、北海道には多くの素晴らしい食材があります。
卸や仲卸の業界をより良くしていきたいと思っていますが、きっと水産に関わらず、様々な業界に似たような課題やニーズがあるはず。商品を固定せず、より良いものを望む人たちのニーズに応えて、プロがしっかりと届けることで食卓を豊かにしたいと考えています。
今回考えている新しいサービスを通じて、良いものを気軽にプロに頼めるようにすることで、食にこだわりを持つ人々のニーズを満たし、食にこだわりを持つ人を一人でも多く増やしていくことが大切です。
これからの日本は人口の減少に伴って消費量も減少していきますが、食へのこだわりをもつ人が増えることで商品の高付加価値化が進むなど、生産者にとってもやりがいのある未来をつくることができると信じています。パイプ役として私たちが尽力することで、消費者と生産者、お互いにとってより良い社会を目指します。
事業のテーマ | |
---|---|
役割・スキル | |
注目キーワード | |
価値観・カルチャー | |
契約期間 | |
期待すること |
▼ 具体的には下記スケジュールを想定しています。 ・8月:ECサイト企画・使用媒体比較調査 ・9月:企画・方向性決定 → 構築開始 ・10月:構築 ・11月:構築・テスト → 確認、調整など ・12〜1月:完成、リリース |
募集する人材像、スキル |
・ECサイトやアプリなどのサービスのコンセプト設計、戦略企画の経験を有する方 ・会員制サイト、コミュニティの立ち上げ、運営経験を有する方 ・ECサイト or アプリの構築経験を有する方 ・WEBマーケティングの全般的な知識を有する ※ WEBサイトやアプリを構築できる方歓迎ですが、構築は他の方に依頼する形でも構いません。実際にECサイトやアプリを制作するとなった場合、どうすると良いのかアドバイスを頂けたり、知識を有する方を募集しております。 |
勤務スタイル | ・週1回のオンラインミーティング(2〜3ヶ月以降は隔週1回を想定) |
赴任交通費 | 要検討 |
マッチングプロセス | ①書類選考 ②コーディネーターとの面談 ③面接(遠隔又は現地) |
その他 |
企業・団体名: | 一鱗共同水産株式会社 |
---|---|
設立日: | 1959年09月 |
代表者肩書: | |
代表者名: | 本間 隆 |
従業員数: | |
資本金: | |
売上高: | |
事業内容: |
札幌市中央卸売市場にて、水産物を量販店などの小売りに販売する水産仲卸業を営む。 現在、「見える仲卸」を目指し、異業種子コラボやSNSを使った広報等を行い、仲卸のブランディングを進める。 |
業種: | 水産仲卸業 |
WEB: | https://www.ichiuroko.co.jp |
所在地: |
ETIC.では、自分らしいキャリアを歩むことを全力で応援するために、働きながら次のチャレンジに向かうお試しプログラムや、
「社会を変え、未来をつくる」仕事に特化した転職支援サービスなど、多様な機会を提供しています。
ソーシャルキャリアに関する情報・機会は、「ETIC. キャリアサービス」として統合的に、情報提供をしています。
ぜひ、今の自分にぴったりな機会・チャンスを得るためにご活用ください。
まずは情報収集がしたい方向けにおすすめです。ソーシャル転職・キャリアに関する記事や挑戦機会・求人など多様な情報をお届けします。 友達に追加する