地方で経営幹部として2年間働くプログラム「Venture For Japan」で、学生が自分らしい就職ができる社会をつくりたい!
Venture For Japan代表の、小松洋介と申します。
Venture For Japanとは、優秀な学生を地方の中小企業に経営幹部として2年間派遣しアントレプレナーシップを育むことで、都市でも地方でも自分らしいキャリアを築ける社会の実現を目指すプログラムです。
私たちは新卒学生が地方の中小企業で事業の1から10まで関わりながら、経営に近い場所で仕事をする経験が、自ら考える自分らしい仕事とキャリアをつくり、地域や社会をつくると感じています。
地方の経営者は、会社だけではなく地域や社会を背負っている方がほとんどです。地域の社長とのつながりや、行政職員との濃い関係性の中で経営幹部として働くことは、地域がどのようにつくられていくかを知るだけでなく、社会を知り、社会課題を知ることが出来ます。
私たちは本年度より始動する本プログラムの拡大を目指し、学生と企業向け広報や事業戦略を一緒に考えるディスカッションパートナーを求めています。
私は東日本大震災を機に地元宮城に戻り、女川町で「産業の復興」を軸に大学生のインターン誘致プログラムなどを実施してきました。
震災後、女川町にはボランティアやインターンとしてたくさんの意欲的な学生が参加してくれ、彼らの多くは「自分で社会を変えたい!」、「起業したい!」という強い意志を持っていました。
しかし、就職活動の時期になると多くの学生が大手企業を選択し「まずは社会を知るために、企業に行きます」と言って行ってしまいました。そんな「新卒一括採用」が当たり前の選択肢になりすぎている状況に違和感を覚え、「自分の道を自分で考え、行動に移す20代を増やしていかないと世の中は変わらないのではないか?新卒一括採用だけではない選択肢も必要なのではないか?」と考えるようになりました。
そこで新たな取り組みとして立ち上げたのが、"Venture For Japan“です。
もとは、アメリカにあるVenture For Americaの取組みで、優秀な起業家志望の大学生に約1ヶ月のトレーニングを行い、2年間という期間限定で地方のスタートアップや中小企業に経営ポストで送り込み、企業の事業拡大を実現するというプログラムです。
そして、2年後は、「そのまま企業に残る」、「起業をする」、「転職をする」などの選択肢があり、起業する場合は投資家とのマッチングの機会を提供し学生を支援しています。地方でキャリアを積んだ学生たちは、様々な場所で活躍しているそうです。
私は「これは学生も、地方も、日本もよくなる」と感銘を受け、すぐに本社があるNYへ飛び、代表のアンドリュー氏と話をし、日本で始めることにも背中を押してもらいました。
現在、東北を中心に様々な企業様と契約を進めており、2018年度は女川など2~3地域の企業様10社と学生を繋げ、次年度に30社、3年後には50社の実現を目指しています。
既に目標10社に対して約半数の企業に興味を持って頂いており、学生向けの説明会イベント「就職ちょっと待った!セミナー」の企画等、活動も盛んになっています。
活動量も多くなってきた分、人手も必要となり、特にどのように事業戦略やマーケティングを進めていくべきか一緒に考えて頂くディスカッションパートナーを必要としています。私たちの想いに共感していただける方を、大歓迎しています!
私たちは学生が都市や地方の垣根を超えて、自分が成長できる環境を自分で選択し、キャリアを築く道筋をつくることだけでなく、地方企業と社長を支えていきたいと思っております。
女川をはじめ地方の中小企業では、素晴らしいビジョンをもち一生懸命頑張っているところはたくさんあるにも関わらず、「人材」が不足しています。
地方では事業の状況を数字に落とせたり、社長に新たな可能性をみせる意見を言えるような、社長を支える人材がなかなか見つからないと言います。
この仕組みを全国に広め、学生、地方、社会をよりよくしていきたいと考えています。
ご応募を、心よりお待ちしております。
事業のテーマ | |
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役割・スキル | |
注目キーワード | |
価値観・カルチャー | |
契約期間 | |
期待すること | 事業の戦略・戦術のディスカッションパートナー、資料作成など |
募集する人材像、スキル |
・物事の整理が得意な方 ・経営企画やコンサルティング経験者 ・素直で謙虚な人 ・相手の立場に立って、行動できる人 |
勤務スタイル | 月に2ー4回程度のミーティング(リアル・オンラインどちらでも可) |
赴任交通費 | 企業負担 |
マッチングプロセス | 履歴書、職務経歴書をいただき、書類審査、面接は1−2回行わせていただく予定です。 |
その他 |
企業・団体名: | 特定非営利活動法人 アスヘノキボウ |
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設立日: | 2013年04月 |
代表者肩書: | |
代表者名: | 小松洋介 |
従業員数: | |
資本金: | |
売上高: | |
事業内容: |
地方は日本の社会課題先進地であることから、「女川(地方)の社会課題解決から日本の社会課題解決を実現する」を理念として活動するNPO。 ・活動人口創出促進事業(創業支援等) ・女川健康プロジェクト事業(予防医療事業) ・Venture For Japan事業 ・企業研修事業 ・フューチャーセンター事業(コワーキングスペース事業) |
業種: | サービス業 |
WEB: | https://www.asuenokibou.jp |
所在地: |
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