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商品開発のプロフェッショナル募集!BtoB製造業の技術を活かした個人向け商品の開発を推進するディレクター募集!

三晃化学株式会社

プロジェクト概要

確かな縫製技術を武器に、オンリーワンのものづくりで北海道の農業・産業を支えてきた三晃化学。今回は、新たな挑戦である「個人のお客さまに向けた商品開発」に伴走いただける方を募集します。

自己紹介と事業紹介

——ミシンを使った伝統的技法で、北海道の農業・産業を守る

三晃化学株式会社は、道内の農業従事者向けに農業資材や産業資材の卸売りや他社と連携した共同製品の開発を行っている会社です。
主な製品は風から農作物を守る防風網や、ビートの育苗時に使用するネットなど、縫製技術を軸にした商品を取り扱っていますが、お客さまからの要望に合わせて取り扱い製品のラインナップに無い製品の製作まで行っています。

お客さまのニーズに合わせた柔軟な製品の製造が可能な理由の一つとして、当社の強みでもある「ミシンを使った伝統的な縫製技術」が挙げられます。
弊社のモノづくりが大切にしているのは「お客さまからの要望を全て形にする」ことです。そのため、決まった形式・ロットを生産する工場生産ではなく、ミシンを使用した手作りの生産方法に創業以来こだわり続けています。
難しい要望であったとしても、当社の定番製品として販売することが無いとしても、徹底してお客さまの要望に向き合ってきました。

その取り組みの積み重ねが今に至っており、「幅広いオーダーに応える確かな技術力」と「お客さまに合わせた世界に1つだけの製品づくり」が当社の強みとなっています。

■商品カタログページ
https://www.sankou1.com/?page_id=316

副業人材を募集する理由

弊社は、主力事業である道内事業者向けの資材販売に加え、新たな収益の柱づくりへ挑戦したいと考えています。
具体的には、縫製技術などの弊社の強みを活用した「BtoC分野での商品開発」への取り組みです。

弊社は今まで、BtoB分野での商品開発に関しては、お客さまの要望に合わせて柔軟に商品開発に取り組む等、多くの知見があります。
一方で、BtoCに関してはそもそも市場のニーズが掴めていないことや、自社の縫製技術や協業する連携会社の持つ技術等の強みが、個人向けの商品にどう活かせるかのイメージがまだクリアになっていないというのが現状です。

過去には、北海道産のペポカボチャの種を個人向けの食品として、農家と連携しつつ開発をしたこともありました。しかし、当時はこの商品の開発を熱意をもって進めたいという社員1名が基本的に全てを進めていたため再現性が無く、今となっては当時取り組みを進めていたスタッフも退職しています。

そのため、今回副業人材の方と共に、「商品開発に活かせる自社の強みの可視化」と「個人向け商品の開発体制構築」に取り組んでまいりたいと考えています。
その上で、実際に開発のサイクルを回すところまで、伴走いただくことを期待しています。

具体的な業務内容

具体的に、副業人材の方と共に進めたいのは大きく以下の2点です。
①商品開発に関する社内フローの整備(ニーズ調査からマーケットインまで)
②実際に商品を開発するサイクルを実施し、改善点を洗い出す

また、上記2点を達成するために、以下のような進め方を検討しております。

■STEP1:弊社及び連携企業の強みの可視化
商品開発に向けて、まずは弊社の現状把握と既存の製品等をご理解いただき、他社にはない弊社の強みや、
今後の商品開発の方向性検討に向けた弊社らしさ等を明らかにしていきます。
・弊社経営層、社員へのヒアリング
・製造設備及び製造過程、製品の見学

■STEP2:商品開発フローの検討
STEP1での社内視察や強みの検討等を参考に、どのような工程・チームで商品開発を実施していくかを設計します。

■STEP3:商品開発の実施
STEP2で設計したフローに基づき、一度商品開発のフローを実施します。
※開発の主体は、今後の運用を想定し社員主体での実施とし、人材にはそのサポートをお願いします。

■STEP4:商品のリリース・効果検証&改善施策の検討
実際に商品をリリースし、2か月程度データの収集を行った後、商品の成果及び今回のフローの検証を実施します。
今後の持続的な商品開発に向け、改善点があればご指摘をお願いします。

私たちがつくりたい社会/未来

「積極性」「責任感」これらは三晃化学株式会社が大切にしてきたキーワードです。私たちは、これらの原則をもとに北海道という豊かな地域に根ざしながら、お客様との綿密なコミュニケーションを通じて事業を成長させてきました。

北海道の農業、産業、そして最終的には消費者へと商品を提供する過程で、私たちはただの製造者や販売者ではなく、一緒に成長するパートナーとしての役割を果たしてきました。その一方で、私たちは地域の持続可能な発展を考え、ニーズが強いものの、必要とする人が少ないとされるニッチな商品の提供にも力を注いでいます。

これからも当社は、地域の成長と共に歩み、社会全体が豊かになるために努力を続けます。そんな私たちと共に、社会の貢献と自身の成長を追求し、一緒により良い未来を作り上げていく仲間を求めています!

募集要項

事業のテーマ
  • ものづくり
役割・スキル
  • 企画・商品開発・プログラム設計
注目キーワード
  • 地域活性化・まちづくり
価値観・カルチャー
契約期間
  • 6ヶ月
期待すること ■弊社にあった形での商品開発フローの構築及び開発のディレクション
・弊社及び連携企業の強みを可視化する。
・商品開発に向けた社内フロー整備に関するアドバイス。
・具体商品開発への伴走と現状フローの改善点の洗い出し。
募集する人材像、スキル ・商品開発の経験があるまたは主導したことがある方。
 ∟特に中小企業での商品開発の経験がある方。
 ∟特に個人向け商品の開発経験がある方。
・BtoCマーケティング全般に知見のある方。
・型に拘らず柔軟な発想・考え方をお持ちの方。
勤務スタイル ・毎週1回・1時間程度のオンラインミーティング
・チャットワークを使用してのコミュニケーション

※ミーティングで決定したアクションを自身の可能な時間で実施いただきます(目安稼働時間:約10~15時間/月)
※マッチング後に、製造工場や制作物などをご確認いただくために、本社への訪問をお願いします。
赴任交通費 企業負担
謝礼 月額 3円
マッチングプロセス ①書類選考
②コーディネーターによる面談
③オンラインでの企業面接
その他 本プロジェクトは、家業イノベーション・ラボの主催する「家業経営革新プログラム2023」の一環として実施しています。

代表メッセージ

調査役
渡辺麻友
三晃化学株式会社は長年にわたりBtoBのフィールドで、農業資材の開発・製造・販売をしてきました。これらの農業資材は、普段の生活ではなかなか目にする機会はないですが、生産者を支える縁の下の力持ちとして日々努力しております。

私自身、異業種から家業に入ったばかりで分からないことも多々ありますが、新たな挑戦としてこれまでの枠を超えた新しい視点からの知識を取り入れたいと思っております。

共に、三晃化学がこれまで歩んできた道をさらに広げ、深めていっていただける方と出会えることを楽しみにしております!

[PROFILE]

北海道札幌市生まれ。北海道の美容専門学校卒業後、東京の美容室で5年ほど勤務。その後カナダやオーストラリアで美容師として働く。2022年に帰国後、代表取締役である兄に誘われ入社。現在は会社について日々勉強しつつ新しい風を入れるため奮闘中。

企業・団体概要

企業・団体名: 三晃化学株式会社
設立日: 1956年05月
代表者肩書:
代表者名: 渡辺庸介
従業員数:
資本金:
売上高:
事業内容: 従業員や協力会社の知恵を製品として具現化することで、北海道の農業、産業を守る会社です。
・農業、産業資材の卸売事業
・シート、ネット等縫製による製造事業
・農業資材の企画、販売事業
・食用かぼちゃ種子の製造販売事業
業種: 卸売業・製造業
WEB: http://www.sankou1.com
所在地:

コーディネーターより

家業イノベーション・ラボ(NPO法人ETIC.)
光野達也
三晃化学さんの強みは何といっても「ネットなどを製造する際の縫製技術」です。加えて、手作業のためある程度の加工の柔軟性を持ち、鉄工所やプラスチック、ゴム製品などを製造する多様なモノづくりを手掛ける企業との関係性も大きなリソースです。

しかし、それらのリソースが個人向けの商品展開に活かされていない!すごくもったいない…!

今回ご一緒する副業人材の方には、個人のニーズの拾い方から商品企画、完成までのフローを一緒に作ってもらうだけでなく、これらのリソースを十分に活かした商品開発を「三晃化学と一緒に楽しんでいただきたい」と思っています。

珍しい分野・技術を活かした商品開発に関わることのできるプロジェクトですので、ご興味をお持ちの方は是非お申込み下さい♪

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