次期経営者の参謀募集!50年100年続く会社経営に向けたロードマップをともに作りませんか?

当社は創業者が土木工事業の経験を活かし1990年に大阪市で独立、創業しました。 創業当時から重機や職人を自社で保有せず、土木工事の施工管理に特化し事業を行っていることが大きな特徴です。
創業当時は、現在に比べると建設現場において安全対策が施されていなかった時代で、施工管理における安全・品質確保の重要性を痛感し、自社で重機や職人を抱えず、施工管理に特化したビジネスモデルで事業を行うことを決意し創業、 現在に至ります。職人、重機を持たず施工管理のみを業務とする会社は当時では珍しかったといいます。
当社の主な顧客は大手ゼネコンで、当社は一次下請けとして業務を行っています。現場の安全・品質管理はゼネコン、作業は協力会社となっていた役割分担において、当社がゼネコンに代わりその部分を担うことは、高く評価をいただいています。
また、当社の主力業務である山留工事・杭工事は仮設工事といい、工事途中で解体や撤去され、構造物としては残らないため、元請会社にも専門家が多くいないのが現状です。これらを担える社員がいることが当社の財産のひとつです。
社訓を「信頼を重んじ誠実を旨とする。」とし、顧客や協力会社、当社に関わるステークホルダーとの信頼関係の構築に重きを置いて事業を行っています。

私は当社に2018年に入社しました。創業者の息子で2023年に事業承継を予定しております。前職では上場会社の経営企画・営業企画業務に携わり、組織運営やマネジメントについて経験を積んできました。その経験を生かし、父の経営する会社を50年100年継続する企業にしたいと思い、新たな組織のあり方に向けて体制を構築し、時代に合わせた組織にしていきたいと考えています。

私は2023年に創業者より経営を引き継ぐ予定です。2018年に入社してから、主にバックオフィスを中心にSFAやLINEワークスの導入、新卒採用、「健康経営優良法人 2021(中小規模法人部門)」や「ISO9001:2015」「2020 年度経営デザイン認証」取得（取得のために情報整理・アウトプットすることが、経営状況を可視化することにつながりました）などを行ってきました。また、創業30周年にあたり、社史の制作にも取り組んでいますが、この過程で社員との1on1を実施したり、過去の歴史の深堀をしたりしています。

2年後となる事業承継を控えて、今ある会社の強みをどう継続させ、ノウハウ継承していくのかが課題となっています。現在の社員構成は、20代が3人、30代が1人、40代が1人、50代が8人、60代以上が7人で、世代交代の準備も待ったなしの状況です。
入社以来行ってきた上記の取り組みから、やらなければいけないこと、やりたいことが自分の頭の中にあふれており、これらをまずは整理し、優先準備をつけ、プロジェクト化していくことが必要だと感じています。

自身が代表となった際は、引き続き社会の役に立ち、永く続く会社にしていきたいと考えています。そのためには当社自体が強みをより伸ばすことはもちろん、若い人材が入って成長・活躍できるようになったり、多様なバックグラウンドを持つ人材が関われるようなプロジェクトを企画・実行できるようにしていきたく、そのための準備を一緒に行ってくださる方を募集しています。

日々の業務や、社内外の方々とのやりとりを通じて私が感じている課題や可能性、アイディアを可視化する作業

現状私が考えている観点は、①長期的な視点で組織の風土醸成・文化形成のための打ち手、②新しい事業の柱について、③短期的な視点での業務改善・オペレーションの改善について、④家業としてどのように会社を発展させていくか、の4つあるのですが、に日々事業に向き合っていると、この4つが綺麗に切り離されることはなく、どうしても思考が入り組んでしまっています。
まずは一度全てを自分の頭の中から出すことで、アイディアの精度を確認したり、取り組むべき事象の優先順位をつけたいと思っています。この作業を一緒に行っていただきたいです。

“あそび”（幅、余白、楽しい）があるおもろい会社に！
これからの時代のキーワードのひとつに「インクルーシヴ」があると感じていますが、私もこの考え方を会社の経営にも取り入れていきたいと思っています。これまでは事業の特性上、積極的に前に出ていくことはしておらず、業務の魅力や価値が一般の方まではなかなか伝わっていなかったのですが、社員が誇りを持って働き続けられるよう、自社の取り組みをこれからは積極的に発信していきたいと思っています。そして今回の協働を皮切りに、建設業界に馴染みのない人にも関わってもらい、当社の仕事を楽しんでくれるような風土・仕組みを作りたいと思っています。そんな当社の取り組みが、ひいては建設業界にも新しい風となれば嬉しいです。