国内ボール盤メーカーとしての誇りと自負を。ブランディングアドバイザー募集!

弊社は、1949年に石井鉄工として浜松で50社近くあったオートバイメーカーの1社として創業しました。その後、同業、異業種問わずM&Aや業態変化を繰り返す中で、2007年に遠州工業を買収。グループ内のものづくり部門を統合し、数人から15人程度の少規模製造集団を複数持つ零細企業の集合体のような会社となりました。

事業としては大きく分けると3つ（ボール盤、プレス・金型、熱処理）ありますが、それぞれに共通しているのは大手の専業メーカーとは異なったマーケットに根差し、それぞれでニッチトップとなるように方針を決めています。

特に、自社製品であるボール盤については、マシニングセンタなどの普及で市場が縮小。国産メーカーは2社になってしまいましたが、開発はマシニングセンタに寄せていくのではなく、近年発売した安全ボール盤や、段取りレスボール盤など、あくまでボール盤という機械に新たな価値を付け加えることで市場の開拓をしています。

今回お願いしたいのは、ボール盤メーカーとしての遠州工業のブランディングについて一緒に考えていただきたいです。

ボール盤という機械は、自動機の台頭で市場が縮小し、既存のメーカーも廃業や縮小を進めてきました。弊社はその中でも、より使いやすいボール盤の開発を続け、現在国内で最もボール盤に向き合い続けている企業であると自負しています。

一つ例を挙げると、作業者の技能が必要な汎用機を正しく扱える人が減り、ボール盤による思わぬケガが全国的に増えてきたことに注目し、昨年は新商品として安全装置付きのボール盤を発売しました。

正しく使えば段取りも少なく便利な機械なので、安全性に配慮することで、若い人たちにももっと親しんでほしいと思っています。
しかし、豊富な製品ラインナップや60年以上培ってきたノウハウなどの強みをPRしきれておらず、お客さんにいいものを納得して買っていただくためにも、ブランディングが自社にとってとても重要なことだと考えています。

今回ボール盤メーカーとしてのブランディングを通じて、より多くの人にこの商品を知ってもらうこと、また今後さらに顧客のニーズに答えていくために、改善点や新たなニーズなどのフィードバックを貰える仕組みづくりに一緒に取り組んでいけたらと思っています。

下記のことについてのアドバイスを伴走型でお願いできればと思います。
●ボール盤メーカーとしての遠州工業の認知度のアップ
●ボール盤に新たな価値を付け加えた新商品のブランディング
　・安全装置付きボール盤
　・段取り工数削減ボール盤
●潜在顧客からフィードバックをもらう仕組みの構築

遠州工業のある静岡県浜松市には、楽器やオートバイをはじめとするユニークな産業がたくさんあります。しかし、海外への生産移管が進み、国内の製造業も廃業していく会社が増えています。

私たちは、市場が縮小してもきらりと光るものがあるこのボール盤のような商品に、新たな価値を掛け合わせていくことで、もう一度その商品が存在する意味を見出していけると確信しています。特徴のある産業に再びスポットライトを当て、地元の産業に活気を取り戻したいと考えています。