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牛との触れ合いで心を癒す”牛セラピー事業”を一緒に広めてくれる方を募集!

株式会社緒方牧場

プロジェクト概要

新規事業である”牛セラピー事業”の広報・集客のための、プロモーションビデオや説明資料の作成、SNSマーケティングなどをサポートしてくれる方を募集します

自己紹介と事業紹介

緒方牧場では、生乳の生産をしています。祖父が55年前に1頭の牛から酪農を始め、父が家業を継承、拡大をしました。現在は、合計で150頭の牛を飼育しています。

酪農家戸数は、高齢化や後継者不足などを背景に大きく減少しているのが現状であり、都府県において1998年に約26,700戸あった酪農家が2018年には約10,100戸にまで減少しています。そんな中、2018年4月に施行された改正畜産経営安定法、TPP11及び日EU EPAによる関税問題など周囲の状況はかなり変化してきています。

副業人材を募集する理由

私は、乳搾りや子牛のミルクやりなどの酪農作業に人の心を癒す効果があるのではないかと考えています。それは、私の経験則からきています。ある従業員は、牧場で働くことになる前はB型就労支援施設に7年間以上通っていましたが、現在では当社の主戦力として働いています。

そこで、私は酪農の福祉的効果に着目し、牛セラピー事業部を立ち上げました。事業内容は、都市部で一般企業に勤めており、何らかの対策を行わなければ今後の生活・仕事に支障が出るであろう会社員に対して、1週間の酪農体験のプログラムを提供し、状態の改善を図ることです。

現在は、牛セラピーの効果検証の段階ですが、近い将来は、一般企業と専属契約を結び、その企業から対象となる利用者を1週間に1名ずつ、月に3名派遣していただける事業にしたいと考えています。この企業と農家の1対1の専属契約を全国に作ることができれば、うつ病などの精神疾患を未然に防げる機会が格段に増加します。また、農家側はプログラム提供による金銭面のメリットに加え、生乳以外にも社会貢献ができるという仕事に対するやりがいを感じることができると考えています。最終的な目標は、この1対1の専属契約、一社一農が一般企業における福利厚生であるという認識になることを目指しています。

具体的な業務内容

現在の最大の課題は、牛セラピーによって精神疾患を未然に防ぐことができるという証拠が十分に集まっていないことです。新しい取り組みであるので、エビデンスを少しずつ蓄積していくほかなく、効果検証については千葉大学の野田勝二先生に協力を依頼しており、アンケートによる精神調査により利用者の精神状態の変化を定量的に評価する体制が整っています。

一方で、このセラピーをテスト的に体験してくれる利用者がまだ少なく、十分なデータが集まっておりません。

そこで今回募集する方には、このセラピーのテスト利用者を増やすべく、プロモーションビデオ作成のサポートをお願いしたいと考えています。牛セラピーでどのようなことを実際に行うのか、イメージを持ってもらうためには映像が一番良いと考えており、この作成に一緒に取り組んで頂ける方を募集します。

映像制作の経験者である必要は無く、機材も通常のビデオカメラやスマートフォンでも構いません。テロップや音楽をつけて、分かりやすく説明ができることが重要だと考えています。

私たちがつくりたい社会/未来

私はこれまで自分だからできる、自分にしかできないことは何なのかということを模索しながら生きてきました。この酪農体験を通した牛セラピーは、これまでの幾つかの点をつなげた線の先にある点であり、私だからこそできる企業と農家がコラボする新事業だと信じています。

本事業を通して労働力の低下、メンタル疾患の増加といった日本の社会的問題を解決し、同時に地方創生することを目指したい。5年後、10年後、私の歩みを振り返った時に、この点が未来につながる重要なものとなるように、全身全霊でこの事業を成功させようと思っています。

募集要項

事業のテーマ
役割・スキル
注目キーワード
価値観・カルチャー
契約期間
  • 1ヶ月
期待すること ・プロモーションビデオの制作
募集する人材像、スキル ・映像制作が好きな方/興味がある方
勤務スタイル 原則週に1回のオンラインM
現地での作業は都度相談。
赴任交通費 企業負担
マッチングプロセス ・事務局との面談(ETIC.が担当します)
・企業面談(原則オンライン。現地面談は要相談)
その他 〇衛生面上、2週間以内に海外に渡航している場合は、牛に触ることができませんので、ご注意ください。

〇契約期間は1か月としていますが、双方での協議の上、その後の継続をさせて頂ければと思います。

代表メッセージ

牛セラピー事業部長
緒方 洋
2019年3月4日、「牛セラピーを利用して産業界と農業界を革命する」という志を持って熊本に帰ってきました。私の強みを最大限に生かして日本をより良い国にするためにできることは何なのかを考え抜いて出した結論です。帰郷してから4ヶ月目の今にして思うことはこの事業の進捗スピードが遅いということです。就労支援施設でのボランティア、牧場の整備、トライアルの開始など着実に進んではいますが、現実問題としてこのスピードでは精神疾患の増加をくい止め、減少させていくのに時間がかかりすぎます。
そこで今回募集する方の力をお借りし、私の事業を多くの人に知ってもらい、事業展開を加速させたいと考えています。一緒に社会をより良くしましょう!

[PROFILE]

熊本高等専門学校を卒業後、千葉大学工学部に編入学。学部四年時に交換留学生としてアメリカ合衆国のウィスコンシン大学ミルウォーキー校に1年間留学。千葉大学を卒業後は、実家の牧場に戻り、家業のイノベーションに取り組んでいる。現在の業務内容は、搾乳、子牛の世話、種雄牛の選定である。

企業・団体概要

企業・団体名: 株式会社緒方牧場
設立日: 2010年12月
代表者肩書:
代表者名: 緒方敦
従業員数:
資本金:
売上高:
事業内容: 酪農経営、畜産物の加工及び販売、農畜産物の生産販売、畑作物の経営、肥料の販売
業種: 酪農業
WEB:
所在地:

コーディネーターより

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