• 募集終了

求む!縫製工場のスキームやPDCAに強い方募集

有限会社たかはし

プロジェクト概要

縫製工場の知見をお持ちの方、生産効率アップ、生地の仕入れ、在庫管理などをサポート頂きたくお願いします。

自己紹介と事業紹介

はじめまして。宮城県気仙沼市にて、きもの専用の肌着を始め、和装小物などの製造・販売を営んでいる高橋和江と申します。

弊社は、1967年、先代女将・高橋節子が自宅の一室で始めた悉皆業から始まりました。悉皆屋とは、手入れや染め替えなど、きものが現役で活躍するために、あるいは再生するために京都とつなぐお手伝いをする仕事です。しみ抜き、汚れ落としなど、きものの手入れを知り尽くしている悉皆屋が、その汚れを防ぐためのきものの肌着を作ったのは今から16年前です。

開発のストーリーはこちらをご覧ください。https://k-takahasi.com/story/

現在は、気仙沼の実店舗「御誂京染 たかはし」で呉服全般の販売と悉皆屋としてのサービス業を営みつつ、自社商品のオンラインショップ「たかはしきもの工房」 での直接販売と、全国のきもの専門店や百貨店に直接卸しをしています。また、6年前から自社縫製工場を持って商品の製造を一部の外注を除き、内製化することが出来ました。 

副業人材を募集する理由

現在弊社で課題に感じていることは、工場経営全般、それに生地の仕入れと在庫管理に関してです。
特に、縫製はラインで動きますが、縫製工のそれぞれのスキルをどこに充てれば一番回りがいいのか、どの単位で製作すれば効率がいいのかなど、販売点数に対して、つまり弊社の小さな規模でも通用するスキームを的確に知りたいのです。

実は7月末の決算で震災後、やっと正確な在庫把握が出来ました。それはPOSでの管理を徹底したためですが、それを基に一年間の生産計画を立てました。そして、それを1か月で検証してみたところ、驚くことに3日分仕事が進んだのです、生産効率が117%アップしたのです。スキームを整える効果を実感した瞬間でした。

また、大きな問題に生地在庫、製品在庫の管理があります。ロスが少ない状態での経営を行っていきたいのですが、それも現在は手探りの状態のため、そういった点へのアドバイスも頂けると非常に助かります。さらには来年新設予定の工場設備の配置デザインと倉庫内の管理しやすい配置について教えていただきたいです。

具体的な業務内容

何点かお願いしたいことがあり、それらのスキルを合わせてお持ちの方がいらっしゃいましたら大変幸いではございますが、それぞれ、別の方にご参画頂くことも検討をしたいと思います。

1.生産管理、在庫管理の改善
経営的視点を踏まえた、最適な生産と在庫管理の方法をアドバイス頂きたくお願いいたします。

2.倉庫の内装のコンサルティング
来年度に倉庫の新設を予定しており、そちらでの棚のレイアウトや、物品の配置についてアドバイスを頂ける方がいらっしゃると大変助かります。こちらは商品全般です。

私たちがつくりたい社会/未来

せっかく着たいきものがあるのに、「お手入れがきものを着ることのハードルになってはいけない」と考えております。
「きものをやさしく たのしく おもしろく」をスローガンとし、一人でも多くの人にきものを着てもらい、きものを着た人たちを笑顔にしたいという想いで、日々の仕事をしております。

また、地元気仙沼には、東日本大震災はあまりに大きな爪痕を残しました。
震災後、たかはしきもの工房は、地元との共生をもう一つの企業理念としました。

小さな会社ですが、震災後はなるべく雇用を生むような経営を心がけてきました。また、地元のためにできることをできる範囲で推し進めてきました。

震災後に、閉鎖するという縫製工場を職人さんとともに引き取り、清水の舞台から飛び降りる覚悟で自社工場としました。きちんと見えるものづくりを行い、そして、なるべく国内生産にこだわることで、品質管理とともに、地元の雇用を死守したいという強い想いがあったからです。

雇用は現在、地元・気仙沼で創出されています。

募集要項

事業のテーマ
役割・スキル
注目キーワード
価値観・カルチャー
契約期間
  • 3ヶ月
期待すること 下記1~3のうち、可能な点をお願いいたします。

1.生産管理、在庫管理の改善
2.倉庫の内装のコンサルティング (※こちらは製品在庫の管理)
3.仕入管理、仕入れの仕方
募集する人材像、スキル ・縫製工場・繊維業界の知見がある方
・生産管理、在庫管理の知見がある方
・倉庫に関する知見がある方
勤務スタイル 初めは来ていただいて問題の洗い出し。その後、原則週に1度のスカイプや電話でのミーティング。適宜現地に来て頂いてのミーティング。
赴任交通費 企業負担
マッチングプロセス ・事務局との面談(ETIC.が担当します)
・企業面談(場合によって複数回となる場合あり)
その他

代表メッセージ

代表取締役
高橋 和江
「きものをやさしく たのしく おもしろく」は私がこの業界に入ってから、ずっと考えていたことでした。売り手市場でニーズを一切無視した業界に嫌気がさしながらも、コツコツと自分のできる改革を積み重ねてきて今があります。非常にニッチな世界ですが、だからこそ展望があることをものづくりを通して知っています。そして、震災以降、地元密着と地元貢献を考えない日はありません。今、たかはしきもの工房に求められているものにきちんとお応えできる会社を作りたい、そのうえで地域にも貢献したい、この願いをどうぞ叶えてください。

[PROFILE]

「御誂京染たかはし」に1983年に入店。1990年に有限会社となる。2003年に現在の事業である肌着の製造を手掛け始める。以降、次々にオリジナリティに富む商品を発表。2010年、代表に就任。著書3冊

企業・団体概要

企業・団体名: 有限会社たかはし
設立日:
代表者肩書:
代表者名: 髙橋和江
従業員数:
資本金:
売上高:
事業内容: 和装肌着・和装小物製造卸京染取り次ぎ、呉服、和装小物に関わる全般、雑貨、陶器などの販売
業種: 和服の製造販売
WEB: https://k-takahasi.com
所在地:

コーディネーターより

RELATED PROGRAMS 関連事業

ETIC.では、自分らしいキャリアを歩むことを全力で応援するために、働きながら次のチャレンジに向かうお試しプログラムや、
「社会を変え、未来をつくる」仕事に特化した転職支援サービスなど、多様な機会を提供しています。

ETIC.キャリアサービス

ソーシャルキャリアに関する情報・機会は、「ETIC. キャリアサービス」として統合的に、情報提供をしています。
ぜひ、今の自分にぴったりな機会・チャンスを得るためにご活用ください。