看護師であり続けられる社会を創る。医療現場の人材不足解消に挑むソーシャルスタートアップのマーケター募集

当社は、医療現場の人材不足・働き方改革を目的に、看護師のスポットバイトマッチングアプリ「Partee（パルティ―）」を開発している会社です。
2021年8月に創業し、今年12月のアプリ正式リリースに向けた準備を進めています。

——「救えるはずの命が救えなくなる」ことを起こさないために
2025年の日本の医療現場で必要とされる看護師の数は188～202万人とされている一方、確保が見込まれるのは175～182万人であり、このままいけば2025年には6～27万人の看護師が不足すると言われています。また、病床100件あたりの看護師の数は38人と言われており、この数字は諸外国平均の1/4程度とかなり少ない数字です。この需要と供給のギャップを埋めるために重要となってくるのが、全国に71万人いると言われている潜在看護師の存在です。
「Partee」は、医療現場から離れている潜在看護師を主な対象に看護師の不足する医療現場にスポットバイトとしてマッチングさせるアプリです。看護師不足から一人一人の業務負担が上がり、心身ともに疲弊してしまう労働環境や条件が理由で離職者が生まれ、さらに離職が進むという悪循環を断ち切るためにも、必要なタイミングでスポット人材を採用することができ、双方の相性が良ければ人材の定着につながる機会にもなればと考えています。

——医療現場の離職を減らし、看護師がやりがいを持って働く未来を実現する
「Partee」は潜在看護師を医療現場につなげるだけのサービスではなく、現役の看護師が「自身が働きたいと思える医療現場を体験できるきっかけ」としても価値を提供していきたいと考えています。上述したように、看護師の離職原因は結婚や出産といったライフステージによるものに加え、過重労働や人間関係など、労働環境や条件が原因の場合があります。
「Partee」を通して、現役の看護師も休日などの時間を活用し、職場以外の医療現場を体験することで、自身が理想とする職場と出会う機会にもなればと考えています。それぞれが職場を選びやすくなり人材の流動性が高まれば、医療機関側も離職防止や採用のために職場環境の整備に積極的になり、業界全体の働き方の改善を目指していきます。

■「Partee（パルティ―）」サービスサイト
https://www.partee.biz/

現在「Partee」のβ版アプリを開発し、医療機関側のニーズを測定するための実証実験に向けた準備を進めております。この実証実験にてニーズが確認できれば、本アプリの開発に着手し、2022年2月の正式サービスインを目指していきます。

今回副業人材の方と取り組みたいことは、「Partee」の認知拡大および、サービスに登録いただける看護師の獲得です。20,30代の潜在看護師32.6万人をターゲットに、SNSやバイラルによるマーケティングを行っていきたいと考えています。現状は、現役医師である代表の大川をはじめ、医療従事者であるメンバーの知り合いづてに、登録看護師の獲得を行っています。ここにWEBマーケティングやBtoCサービスのグロースに知見・経験を持つ方に参画いただき、サービスインに向け事業を加速していきたいと考えております。

「Partee」の認知および登録看護師の最大化のマーケティング戦略策定およびその実行。

■登録看護師の目標数
・2023年1月時点：1,000人
・長期目標：9.8万人（20、30代の潜在看護師の30％程度）

■そのために考えうる業務例
・上記ターゲットにアプローチするための戦略検討及び提案
・検討したマーケティング施策の実行
・打ち手の成果を検証し、以降PDCAサイクルを回す

「医療を受けたいときに、当たり前に受けられる社会を目指す」

現在の団塊世代の全員が75歳以上となる2025年には、国民の約5人に1人が後期高齢者となります。近年の少子高齢化に伴い、2025年には57.8兆円と予測される医療費が、税収だけでは賄えなくなる時代が迫っているのです。

財政負担を抑えるために医療費が削減され、医療機関も人件費や設備投資が難しくなる中で、今後も増え続ける患者を支え続けられるでしょうか？誰もが当たり前に、受けたいときに医療を受けられる社会を守っていくためには、医療モデルの最適化が必要不可欠です。

その為の第一歩として、潜在看護師の発掘と医療現場での柔軟な働き方を提案する「Partee」を開発しました。将来的には患者側の受診体制を整え、初診でも症状にあった医療機関での診察が受けられるようなサービスも構想しています。

医療体制側・患者側双方の仕組みを効率化し、現在の医療モデルを最適化することで、持続可能な医療の実現を目指します。