2021年11月長野市内に移住者・創業者が集まる新拠点がオープンします。リノベーションやまちづくりに関心のある方でご自身でも取組みたい方の”経験の場”としての参画をお待ちしております。
母体となるのは株式会社MYROOM。2010年から善光寺門前で現在も進めている空き家の仲介、リノベーションの仕事をはじめてもう10年になります。毎月1回開催している空き家見学会では、通常の不動産屋さんでの物件探しとは異なり、空き家を通した、リノベーションの事例紹介、まちの地理案内、まちの使われ方の歴史紹介などから始まっていきます。一口に希望者といっても人それぞれに関心が異なり条件も異なりますます。相談はあくまで一方通行では成立しません。お互いに会って見て話して、お互いを知り合うことから始めていきます。先ずは、まちの様子や空き家の状況、リノベーションの実情をつかんでもらい、空き家を借りることがどんなことなのか、善光寺門前で暮らして住んでいくにはどうしていったらうまくいくのかを知ってもらうのが、案内の役割になります。建物の次の「借り主」、まちの未来の「使い手」の人柄、事業計画とその実現可能性、縁とタイミングを整理してつなぎ、事業がスタートするまで、スタートしてからも地域で寄り添ったサポートをしていくようにしています。
これまで長野市内で100件100人以上のリノベーションと事業スタートに立ち会ってきました。昔のまちにはお世話役のご用聞きとして、仲人とか家守と呼ばれる職能集団がいたそうです。今では専門分業化して結婚やお見合いのご縁をつなぐことだけが残っていますが、地域のことに限らず建物のことや生業のこともお世話をして信頼と責任を積み重ね、所持資産の1割を報酬として受取りまちをうまく引継いで回す役割を担っていたと言われています。今は技術が進化し、いつでもどこでも暮らして働ける時代になりました。建物は空き家になり、人はいなくなり、かつてのまちが使われずに勿体なくなっています。まちをつかい、まちに拠点を構え、そのまちらしさを引継いで活かしていける「新しい仲介業」ができるはず。そうした直感と妄想を続けてきた結果、今回の建物とのご縁に出会うことになりました。
当社は、2021年11月にオープンする長野市の新拠点『R-DEPOT』の管理運営を行う会社です。建物は元NTT局舎の空き家だったビルを改装します。Rは循環再生のアール、DEPOTは拠点のデポ。まちづかいに関わるいろいろを全部盛り込み、面白い人たちを集め、場所探しのサポートができる場所を先ずはつくっていきます。いわゆる不動産業・建築設計業・コンサル業は行わず、まちを使いたい人が先ずありきで、その人がまちでうまく続いていくことを目的として、その前と後のマッチングサポ―トまでを行っていきます。人を観察し、まちと建物との相性を探り、時には何度も構想を変え形を組立ていく過程のお手伝いをします。この拠点から人が動き、事業が作られ、まちが本来の姿として次々とつながりだしていくことができると考えています。
建物は3階建てとなっており、各フロアごとに事業の位置づけと対象とする利用者が異なります。1階はビジュライズのフロア。地域の移住創業・相談窓口として地域に開かれた空間です。2階はオーガナイズのフロア。創業の拠点・マッチングサポートを行う専門家がいて空き家活用の相談ができる場所です。3階はローカライズのフロア。地元企業の企画開発チームとコーディネーターや外部サポーターなど異業種異世代が集い、企業や地域・学生と連携を行いプロジェクトを生み出していく場所です。
この拠点の構想から設計、事業化まで全てを担ってきた倉石の右腕として、半年間(2021年9月~3月)の間、アールデポの「相談案内」アンバサダーを行い、可能であれば継続して2021年6月までアールデポの新しい仲介業を主体的に担ってくれる人材を募集しています。
まちづかいを仲介するアールデポにくる「相談者」は多岐に渡ります。①学生、②移住、③創業、④大家、⑤事業承継、⑥エンジェル投資家、⑦外部サポーター等々です。また「相談者」の多くは地元地域の中にいるのではなく、まだこれから、或いはもすでに外にいることが多くあります。
機械のようなオペレーターではなく「相談相手」や「案内役」であることが求められるので、受付側も多様なキャリアが必要であり、多くの事例を知っている必要があります。これらの業務全てを新たな拠点で始めていくことになるので、多大な労力と時間、丁寧なコミュニケーションが必要になります。
そこで副業人材には、倉石の右腕として、どこで何をしたいのか、誰とどうしたいのか、などの外交通訳をサポートいただきたいです。倉石から、リノベーション、空き家、まちづくりに関して学んでいただくことができると思いますので、それらの分野に関心があり、将来起業や事業を起こしたい方、またマネジメント経験や新規事業立ち上げ経験のある方にお越しいただければありがたいです。
【2021年8月】現地にて事業の説明、資料配布、現場研修(1週間程度)
【2021年9月】R-DEPOT紹介サイト開設、相談受付コーナーにアンバサダーとして登録
【2021年10月】サイト上での相談受付業務の開始、案件事例と案内状況を記事掲載
【2021年11月】現地見学会、相談会への参加体験、レポート記事掲載
【2021年12月】県外個別相談会の企画運営、レポート記事掲載
【2022年1月】アンバサダーサミット
【2022年2月】利用者の声
【2022年3月】活動報告アニュアルレポート
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期待すること |
・ MYROOMの実践ガイドテキスト、事例データ関係先リストを公開します。 ・R-DEPOTの事業計画書、資金計画書、事業体制図を公開します。 ・ 同業務フローと書式フォーマットによる事業研修を受けてもらいます。 ・以上の環境を整備し皆さんのチャレンジをお待ちしています。 ・業務は全国初となる新しい仲介ビジネスの要である”相談案内”担当です。 ・”相談案内”は現地と外部とでタッグを組み相乗効果を目指します。 ・今回は外部から中をつないで頂く外交官・広報官のポジションの募集です。 ・創業者や現地メンバーの右腕となり熱い想いを外部の人に伝えてください。 ・金額や件数成果は求めません。誰にどこまで案内するかは皆さん次第。 ・皆さんへのアフターフォロー、独立支援も行います。 |
募集する人材像、スキル |
・資格や専門スキルは不要です。現場を通してスキルは身につけられます。 ・一番大事なのは想いです。「誰かと誰かの間で役にたちたい」 ・かけた熱量と時間の集積が成果になって必ず誰かの手に届きます。 ・本事業に賛同し加わって頂ける皆さんとはフラットな同じ立ち位置です。 ・R-DEPOTサイトにアンバサダーとして名前・所属・肩書が登録されます。 ・ひとり一人1件ずつの取組を蓄積した事例パターン集を作りましょう。 |
勤務スタイル |
・毎週一度のオンラインミーティング ※普段のコミュニケーションはMessengerやslack等のグループチャットツールを使用します。 ・月1‐2回は1泊2日程度で現地に赴き、受け入れ企業経営者およびプロジェクトリーダーとの打ち合わせやプロジェクトの進捗に応じた現地活動(インタビュー、フィールドワーク、意見交換等)を実施します。 |
赴任交通費 | 本人負担 |
マッチングプロセス |
※重要※ 本プロジェクトは、長野市主催「NAGAKNOCK!(ナガノック)」(ながの起業家創出プログラムin東京2021)事業の一環で運営事務局のNPO法人ETIC.が募集およびコーディネートをしています。 STEP1:応募前に必ず「NAGAKNOCK!」公式WEBサイトをご覧ください。 ▷公式WEB:http://nagaknock.etic.or.jp/ Step2:書類選考 エントリー希望される方には事務局(NPO法人ETIC.)から、エントリーシート・企業プレゼン動画・NAGAKNOCK!解説動画をお送りします。参加規約等をお読みいただいた上で、エントリーシートをご記入ください。ご提出いただいた方から随時、書類選考を実施。(全員に合否はご連絡します) Step3:事務局面談(Zoomを使用) 事務局ETIC.との面談を行います。 Step4:企業面接(Zoomを使用) 受入れ先企業との面接を行います。 必要に応じて、追加で最終面接がある場合もございます。 |
その他 |
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