【農業を通じて食べる人皆の幸せを実現する】新規顧客開拓への挑戦を支える営業力・マーケティング力強化にご協力いただける方を募集!

株式会社倉本商店は、農業を通して人と人とをつなぐ会社です。
美味しいものを食べたとき、人は「幸せ」を感じますよね？だから、食べ物を作る農家さんは「幸せメーカー」。そして私たちは「幸せメーカー」である農家さんと消費者の皆さんがつながる機会をつくることで、食べる人みんなを「幸せ」にするために活動しています。

現在の代表は4代目で、核になっている事業は、青果物総合卸、米穀集荷業です。
倉本商店は創業時、政府物品保管業を中心に営んでいました。戦後の配給米を日本政府から預かり、保管料を得るビジネスモデルです。地域の人が配給米を得るために集まり、いつも賑やかだったと聞いています。その後、米の自由化にともない保管業が機能しなくなりましたが、地域とのつながりを活かして、生産者向けの農業資材(肥料・農薬)販売を始めたのが2代目です。

3代目からは、生産者から農産物を仕入れ、大手商社や加工業者への卸業を手がけるようになった他、自社での農産物の生産も開始し、1ヶ月の売上が10億を超えることもありました。ですが、2016年に3代目が他界してしまい、現在の4代目代表（3代目の配偶者）に承継し、外回りや生産技術のノウハウが安定しないまま、震災で倒壊した倉庫設備補填のための負担が重なる等、一時は厳しい状況に置かれていました。この現状を打破するために、農家民泊や農業体験事業など新しい収益の手段を検討し、実施するなどの挑戦を続けています。

今こそ、既存のお客様からの注文を待つ下請けの業務一本足から脱却し、既に開始している農泊や農業体験事業に加え、今後を見据えた攻めの新規顧客の開拓に挑戦して行きたいと考えています。

上述した組織の現状も踏まえ、今こそ、既存のお客様からの注文を待つ下請けの業務一本足から脱却し、既に開始している農泊や農業体験事業に加え、今後を見据えた新規顧客の開拓に挑戦して行きたいと考えています。

しかし、3代目の没後から営業のノウハウがほとんど蓄積されておらず、仕入農産物の販売先となる新たな企業の開拓や、新たに個人顧客の開拓等に向けて取り組みを進めているものの、現在は人づての紹介から少しづつ営業活動を行うなどに留まっており、さらに取り組みを加速させるためには営業力・そして認知拡大のためのマーケティング力の向上が必要だと痛感しています。

そのため、今回は弊社の営業力・マーケティング力強化のために、共に戦略設計から実行のサポートをいただける方と取り組みを進めていきたいと思い募集を行うこととなりました。

弊社の営業力・マーケティング力強化のためにご協力いただきたいことですが、大きく以下を想定しています。

＜営業力強化＞
・主に企業向け（メーカー・飲食店等）の農作物の販路開拓戦略設計
・企業向け営業に使用するツール（営業資料）の作成補助
・アポイントの獲得及び商談成功に向けた営業のレクチャー

＜マーケティング力強化＞
・企業からの問い合わせ数向上のための戦略設計
・上記の戦略実行に基づいたWEBページ作成の補助
・上記の戦略実行に基づいたSNS（Instagram等）のコンテンツ案の検討

私たちのミッションは「農業の職業ブランドを高める」こと。それにより農業人口の減少を解決できると考えています。
幼いころから、私にとって農家さんは「かっこいい」存在でした。元来、農業には人が集まります。広大な畑の管理は、1人でやるには果てしない単純作業が伴うけれど、みんなやれば達成感に変わるからです。そんな賑やかな仕事場が、昔から大好きでした。
しかし今、現場は様変わりしています。高齢になって、儲からない農業を次の世代に継ぎたくないという人も多い。
農業がちゃんと儲かって、「農家さんはかっこいい」というイメージが当たり前になれば、この課題は解決すると考えています。だから今、私たちがそれを体現する必要があるのです。