【栃木県佐野市】良いものを無駄なくつくりたい、製造改善の現場力向上に協力いただける方募集!

株式会社プラシーズは、容器づくりを始めてもうすぐ創業９０年を迎える老舗プラスチック成形メーカーです。
事業内容は、主にプラスチック素材を様々な形に加工して、化粧品容器を製造しています。金型を製作し射出やブロー成形機で成形した生地を塗装・印刷等の加飾を施した後に組み立てをし、口紅・マスカラ・コンパクトの容器を完成させて化粧品メーカー様に納品しています。

プラスチック成形製造の工程としては、主に成形工程と仕上げ工程の２つの工程があります。
①成形工程　
　金型を成形機に取り付け原材料を投入し、成形条件を設定し生産を開始する。付帯作業（段取り）温調器や原料粉砕機の段取り。仕様書・指図書・サンプル用意。自動取り出し機の条件出し。梱包資材の準備。

②仕上工程
　塗装・印刷・ホットスタンプ・組み立て作業。これらの実作業の半分以上は、人が携わっており労働集約型の工程です。

容器があるからこそ、大事なものを包むことが出来きます。私たちは、生活者にとって必要かつ重要な「容器」を製造していることに誇りを持っています。これからも、豊富な経験と決して諦めない努力で、美しくて、使いやすく、安心安全で、価格も満足してもらえる、「プラシーズ容器」を提供していきたいと考えています。

私たちの会社は、90年間の歴史の中で、挑戦してきたからこそ技術力とネームバリューが培われてきたと考えています。
ですが、長い歴史によってマンネリ化が進み、最近は新しい試みに拒否反応が起きているように感じています。マンネリ化が行きつく先には、「ユデガエル」であることに危機感を持っています。

ものづくりをしていると、常に不具合や不良の問題が発生します。都度対処していますが、不具合や不良品を低減するための、製造の現場力の低下と伸び悩みに悩んでいます。外部講習やインターネットなどの情報から最新の会社経営や製造方法を勉強していますが、なかなか現場に浸透するに至りません。過去にも、トヨタ生産方式の無駄とりやＩＥの導入も試みましたが、定着したとは言い難いところがあります。

私たちは、ものづくりの現場で自発的に製造改善に取り組む風土を創り、現場力を向上させたいと考えています。
ものづくりは現場が命です。であればこそ、現場が一つ一つ納得し主体的に取り組むようにならないと、会社として持続可能ではありません。その知識とけん引する能力を持った方に是非応援して頂きたいと思います。また、単にアドバイスをするだけでなく、当事者意識を持ち私たちの事業や状況に興味・共感いただいた想いを持った方に、関わっていただきたいと考えています。

本社は東京都台東区にあります。本社や栃木県佐野工場を中心に定期的に足を運んでいただき、当社の事業内容や工場の状況確認、社員へのヒアリングしていただきます。

そこから得た情報を整理し、工場の製造改善アイディアはもちろん、工場における製造改善風土づくりのために具体的に何が必要なのか、ご提案いただき、実際に実行いただきたいと思います。

容器づくりを始めてもうすぐ９０年になります。使う人の立場を常に考えて容器の設計開発をしてきた自負もありますが、私たちはプラスチックの可能性・多様性にも助けられて容器を製造してきた、とも考えています。ですが、その原料である化石燃料はご存じのとおり有限です。今までのように大量に安いものを作っているだけではいけない、容器の機能・素材・作り方を地道な工夫をしていくことによって、良いものを無駄なく創っていきたいです。また、性別・年齢・国籍問わず、みなが活き活きと働く会社にし地域社会に貢献していきたいと考えています。